2012年05月31日

会派視察研修その3

午後からは浅草橋から御茶ノ水へ移動電車

議員力検定協会2012「春」講座

「議員力を議会力に」

中央大学駿河台記念館510号室

テーマは

「議会改革」、どうやって議会全体を動かすのか、
議員の手法、市民の役割。

●議会改革の提起をしても、総論賛成、各論反対でなかなか進まない。
 定数と報酬の若干の削減だけが「改革」だという認識でととまってしまう。

●市民として議会の現状に不満だけれども、どうやって働きかけたら改革が
 進むのかがまったく議会の外には見えてこない。
 うるさい連中だと敬遠されているらしい。

●こんな壁にぶつかって悩んでいるのは、あなただけではありません。
 今は議会改革が動き出している「先進議会」でも、はじめは同じような問題の
 なかで少しずつ動きはじめたのです。それはどんな風に実現したのでしょうか?

●少数派からはじめて、やがて機関として議会全体の改革に結びつけていった経験
 を共有しながら、一人ひとりの「議員力」「市民力」を、「議会力」「自治体力」
 につなげていくために効果的な改革の進め方について、ともにお互いに学びましょう。

(パンフレットから)

実はこの講座に参加した理由の一つに、パネリストが

目黒章三郎(福島県会津若松市議会議長)←「議会改革」超先進議会!
上野勝(東京都瑞穂町議会元議長)
遠藤浩(山梨県市川三郷町議会議員)

新川達郎(同志社大学大学院教授)

コーディネータ江藤俊昭(山梨学院大学教授)

廣瀬克哉(法政大学教授)

というそうそうたるメンバーであって、現在の「三豊市議会」の状況に通じるもの
がありました関係で、講座に参加させていただきました。

特に議会活性化については

・できることから始める
・私が始める
・仲間づくりから始める(1人でも2人でも)
・手助けを探して始める
・きっかけを見つけて始める

ことが重要だという点。

同じ志を持つものの「会派」で、外の声や外からの手助けをいただき進めていくこと
の重要性を学びました!

(たった1人で「市政を変えよう!」と言うても無理なのですよ!
 できることから始めないと、他議員の協力は絶対必要です!・・・ゆえに会派かな)

また「議会改革」は一つの運動論であるが、議会内では

・2割の先進的考え、改革派
・2割の無関心、心配派
・6割の中間層

があって、先頭に立つ2割を固めていく事の重要性を説いていました。

(三豊市議会内には先進的考えの方々が、2割以上はおりますがオドロキ!)

その他「議決責任の重さ」=「市民への説明責任」など「先進議会」から勉強に

なる事が多くありました。


第2部ではワールドカフェとして、小グループに分かれて席替えをしながら皆で

話し合いをしました。

テーマは

「議員力を議会力にするために実行すべき3つのこと、やってはならない3つのこと」

わたしのテーブルは東京の区議会議員さん、栃木県の町会議員さん、一般の方、

NPO職員さんとかでしたし、お若い元市議さん(わてより若い?)や議員への志の

おありになる方?とかいろんな方と知り合えました。

(もちろん四国からの参加者は私たち3人だけでしたが・・・。)

これについては最後にグループ毎の発表もあって、楽しかったです。

(後日報告します。)



今回、特に本を読ませていただいている廣瀬先生や江藤先生にお会いできました

のは感激でしたし、わたしも「議員力」をつけるためがんばりたいと思いました!

特に廣瀬克哉先生においては、「議会改革」に精通しておられます。

三豊市議会でも廣瀬克哉先生をお招きしての、勉強会の予定?もあり、市議会全体で

「議会改革」を進めていく計画もあるようです。(議会・行財政改革調査特別委員会)





講座終了後、羽田空港へ電車

最終19時半の飛行機で「高松空港」飛行機。自宅到着は22時過ぎでした。


最後に、第1回会派視察研修ですが、行政視察あり、グルメあり、知らない分野あり、

議会改革あり・・・と、とても充実した視察研修だったと思います。

それゆえ皆さん、とてもお疲れだったよう(強行スケジュールでもあったしワーイ!)

わたしも、日曜日は疲れて爆睡しよりましたがガーン・・・。

今回の「第1回会派視察研修」の御意見、ご感想等をお待ちしております。

できればコメントかメールでお願いします。

hama2103_3104@yahoo.co.jp



本日で5月も終了・・・明日から「議案研究会」「全協」「議運」と「6月議会」

の準備もスタートします。

一般質問はただいま受付中・・・。

わては昨日提出しやしたワーイ





  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:59Comments(0)視察研修

2012年05月30日

会派視察研修その2

東京の視察研修2日目は、浅草橋にある「(株)オギタヘムト」東京支社さんです。

ヘムトとはドイツ語で「シャツ」のことで、三豊市豊中町に本社のある

「(株)オギタヘムト」では、紳士ドレスシャツ、カジュアルシャツの製造販売

をしており、年間500万着を国内と海外で製造しているそうですオドロキ

(皆さん、前から気になってる国道沿いの会社ですよ!)


多くの有名店やら小売店やらブランド店やらで売られていますから、皆さんも

知らぬ間にオギタさんのシャツを着ているかもしれませんねースマイル


現在は、三豊市豊中町の他に東京支店、大阪支店を持ち、特に東京支店では

ショールームを併設し、「三豊市発!」の企業として業務拡大されていました。



現在は、シャツ業界では超有名な異端児?の森伸介社長が代表に就任され、

同席いただいた3名の取締役さんと共に、いろいろな楽しいお話しを聞かせて

いただけました!


やはり経営者的感覚と言いますか、森社長もとてもパワーのあるお方でした!

「四国の活性化を(カ●●構想!)」

「中国からの観光客の受入れに力を入れたらええ!」

グローバルな視点を持ち、またそれを支える皆さんととても楽しくお話しできました。

中国にもシャツのお店があり、お手伝いをされているそうです。

今後は女性用のシャツにも力を入れていくそう・・・。

三豊市に住んでいながら、市内企業についてまだまだ知らない分野が多い事を実感

しました。

三豊市発!の企業「(株)オギタヘムト」様の今後ますますのご活躍・ご発展を祈念

しております!

役員の皆さん、お休みの中ありがとうございました!


(それにしても森社長、ホンマに芸能界デビューもできると思いやす。

 元巨人軍のエース●●さんとかから、ゴルフのお誘いのお電話とかあって、幅広く

 交友関係があるようです。とてもおもしろい方でした!(歩く広告塔ナイショ

 まあ・・・基本わてのまわりの「森」と言う姓の方は、ちょっと変わった?

 おもろい方が多いですからなあワーイ・・・!)



















楽しいお話しや、すばらしいショールームを見せていただき、おしゃれな中華料理

までごちそうにあった、わてら・・・本当に感謝です!

(この浅草橋の中華料理がまた、行列のできるお店でとてもおいしかったのですニコニコ!)


午後の研修に続く・・・。


  


Posted by はまぐちふどうさん at 08:01Comments(0)視察研修

2012年05月29日

東京の夜

松戸での研修後、ホテルにチエックインし、30分程休憩。

その日の夜は骨付き鳥など鳥料理をメーンに提供し、都内で4店舗を展開する

人気居酒屋「さいた堂」さんで食事です。























財田町出身の関喬史(せきたかふみ)社長は、32歳オドロキ

幼いころに父を亡くしたこともあり、東京での大学生活は香川で公務員になる
ことを考えていたそう。
それが一転、何気に出向いた県内企業の就職説明会で香川の起業家さんと出会い
考え方が変わったそうです。
有名飲食チェーンで経営を学び、2007年に28歳で起業。
高田馬場に1号店をオープンし、9カ月後に五反田に2号店。
リーマン・ショックを乗り越え、五反田店の営業時間を午前8時に。
仕事終わりの飲食店関係者の来店を狙ったもので、これが大当たり。
経営者が背負う責任の重さと面白さを知ったそうです。

(四国新聞5月20日FACE~)

6時半に入店しましたが、8時前には満席だったと思いますオドロキ

お忙しい中、途中から関社長のお話しも聞く事ができました。





「目標は年商100億円!」

「四国の経済に貢献する仕事をしたい!」

「三豊市の若者に東京に修行に来てもらい、独立して三豊で店を出して欲しい!」

いろいろなお話しをいただけましたが、とことん前向きでパワーあふれる

若い社長の姿がありました。

アルバイトも合わせて60人の従業員を束ねる関社長の話しからは、

古里への熱き思いと、良き家族や人間関係、それ以上のパワーをいただきました。

三豊市出身の若者で、こんな情熱とパワーのあるお若い社長さんがいる事に

本当に嬉しかったですし、影ながら応援したいと思いました。

(なんか、途中から嬉しくて身震いし泣けました・・・わて泣き


料理はもちろん・・・とてもおいしかったです!(また、安いです!)


関社長、本当にお忙しい中ありがとうございました、感謝ですニコニコ


また東京方面へ行く機会があれば、オジャマしたいと思います!


11月に、起業への思いやこれまでの経験をまとめた自著の出版を計画

しているそう・・・是非買いたいです、わて!








うちの女性議員2人はお店の雰囲気を絶賛していました!




皆さんも東京方面行くことがあれば、超おススメです!

ちなみに高田馬場本店、五反田店、亀戸店、池袋東口店があります(宣伝ワーイ

気になる方は「さいた堂」でググって下さいませ。



帰りは満員電車でつぶされとった・・・わてガーン

視察研修は2日目に続く・・・。  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:48Comments(0)視察研修

2012年05月28日

会派視察研修その1

25日(金)7時45分三豊市役所集合。

高松空港へ

9時30分ANAにて羽田空港~11時到着飛行機

高松空港にてイトコとか三豊市内の会社社長さんとバッタリ。

鉄工で「東京スカイツリー」の仕事をした関係で、ツリーへ行くそうでした。

(三豊市内でもスカイツリー関係の仕事をした会社がある事にびっくりオドロキ!)

昼食後、電車移動で約1時間。

千葉県松戸市

「公立保育所の民営化へのいきさつと今後について」

松戸市役所健康福祉本部、子育て担当部保育課の皆さんにご説明いただきました。









千葉県松戸市

人口は48万1,500人、面積は61.33㎢と、人口、面積とも「高松市」を凌ぐ東京都
に接する千葉県北西部の内陸の市です。
市の中心部の松戸地区は、古くから水戸街道の宿場町として栄えてきました。
1896年に鉄道(現在の常磐線)が開通。
1943年に東葛飾郡松戸町・高木村・馬橋村が新設合併し、松戸市が発足。
長らく江戸・東京の近郊農村地域であったが、近年は東京のベッドタウンとして
発展し、千葉県内では千葉市、船橋市に次いで居住人口第3位の大都市です。
全国に先駆けできた常盤平団地(ときわだいらだんち)は、大規模な旧住宅公団
の建物で有名ですが、近年では建物の老朽化や高齢者の孤独死が問題となってきて
います。
初めてでしたが、都心から1時間弱のベッドタウンの街でした。

●背景

市内保育所は現在、49ヶ所あって、市立が19、そのうち2ヶ所を民間委託中。

民間保育所は30ヶ所(社会福祉法人が主体)もあるそうです。

松戸市では近年
・共働き世帯の増加に伴う入所待機児童の増加
・市税等の減収による一般再現不足
が問題となっていました。

そこで保育行政への対応として

1.「松戸市児童福祉懇話会」
のびのびと子どもが育つまち「まつど」を目指して、学識経験者・民間保育園園長・
公募市民等をメンバーとした「松戸市児童福祉懇話会」を設置し、悪条件の中にあ
っても福祉が後退することなく、限られた財源の効率活用を図る為に、今後の保育
所のあり方等を主なテーマとして提言を取りまとめた。

民間でできることは可能な限り民間に委ねる

・公民の役割分担の明確化
・サービスの向上と保育事業の効率化

2.松戸市行政改革
経済状況悪化による市税等の減収により、行財政改革の実施・・・
総人件費抑制施策の一つとして公立保育所の民営化を実施

「総人件費の抑制」を目的として、平成16年度から平成19年度までに3~4ヶ所
の民営化を計画。
平成17年度 馬橋保育園
平成18年度 小金西保育園
平成19年度 貝の花保育園
の3ヶ所の公立保育所が業務委託として、社会福祉法人によって順調に運営されて
きました。

3.松戸市総合計画
行政として経営基盤の強化という観点から策定・・・
業務の効率的な推進を行う為の施策の一つとして公立保育所の民営化を実施

松戸市総合計画第3次実施計画(平成20年度~平成22年度)
「仕事と子育ての両立」支援に、民間保育所の運営実績を活用し推進すること
を目的として、平成20年度から平成22年度までに、さらに2~3ヶ所の公立保育
所の民営化を計画。
20年度 常盤平保育所
21年度 小金保育所
の2ヶ所の公立保育所が業務委託として、社会福祉法人によって順調に運営されて
います。

公立保育所の民営化

業務委託後から完全民営化へ(移管という手法を用いる)
地域ごとのバランスの適正は保つ。

平成21年度 馬橋保育園
平成22年度 小金西保育園
平成23年度 貝の花保育園

公設公営の公立保育所(民営化前)は、民間法人に期間の制約なしで業務委託し、
(公設民営)、丸4年経った5年目で、民説民営(民間保育園)に完全移管して
いました。(上記3園)

ここで業務委託上の公設民営保育所とは、設置は松戸市ですが、保育所の運営は
民間法人の委託となっています。
その為、保育に当たる職員は法人の職員です。
松戸市の方針として、市内で5年以上の運営実績のある法人から選定している
ようです。
(職員は最初は公と民が一緒に保育を行い、タイミングで民の職員だけ残るよう。)
完全移管後は民設民営保育所となり、設置も運営も民間法人となります。
職員は法人職員であることの他、土地は市所有のまま(地代は発生)であるが、
建物は無償譲渡し、維持管理等も法人で行っていくようでした。

いろいろ勉強になりましたが、特に保育所内で、保護者代表・当局側保育課・
法人で「運営協議会」を設置し、
ここでの保護者代表の役割は
・意見の収集、整理
・円滑な話し合いのサポート
協議の内容は
・保育所運営の重要事項について
・今後の保育所運営の方向性について
また保護者アンケートを行い、最終的に移管するかどうかの判断をしていました。


最後に民間委託によるメリットデメリットは

●メリット
保護者視点
1、保育サービスの充実
保育時間の延長 7:30~18:30 ⇒ 7:00~19:00
給食の充実   公立統一メニュー ⇒ 法人独自のメニュー
         アレルギー除去食 ⇒ アレルギー対応食
おやつの充実  既製品・手作り併用 ⇒ 100%or原則手作り

2.職員配置の充実
正規職員の時差出勤が可能 ⇒ 非常勤職員しかいなかった朝・夕の送り迎え
                の時間帯にも正規職員を配置できる。
               (直接正規職員と話ができる。)
行政視点
1、経費が削減できる
業務委託の場合、規模にもよるが1ヵ所あたり年間約2,000~4,000万円程度の
削減が可能。(ほとんどが人件費)

●デメリット
保護者視点
1、職員が全員入れ替わってしまう
運営が市から社会福祉法人に変わるため、法人に雇用されている職員に変わる。
しかし、過去の例で臨時・非常勤職員の中には法人に採用されて引き続き働い
ている者もいる。

ここでは正規職員は退職者不補充で基本他園へ配置換えしているようでした。

質問もいろいろさせていただきましたが、保護者視点での公立と私立の区分は
なく、家から近いとか、職場の同線上にあるとか、保育園の場所が、一番の
選ぶ基準となっているようです。

「どの法人さんへお願いするか?」も含めて保護者アンケートを実施し、法人の
プレゼンでも、委託先が保護者によって決定するシステムがすばらしいと思いま
した。

三豊市内公立10保育所でも、数カ所の公設民営が検討されています。

松戸市のような保護者を交えた協議会やアンケートは必要であり、民間委託に
よるメリットデメリットをまだまだ真剣に議論すべきである事を痛感しました。

保護者がいろいろ考え行動するべき部分の認識も必要なようです。

この辺り、とても勉強になりました。



松戸市は「すぐやる課」が有名です。

確かマツモトキヨシの創業者が市長の時始めたはず・・・おまんじゅうにもオドロキ





議場も見学させていただきました!







1日目は都内ビジネスホテルに宿泊。

「みとよ新政会」視察研修は夕食も勉強です。

財田町出身の若き、関社長の経営される鳥料理、五反田の「さいた堂」さんへ・・・。

ご報告は明日以降にニコニコ・・・。  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:39Comments(0)視察研修

2012年05月26日

東京へ

「みとよ新政会」の勉強会第1弾として、東京方面へ視察研修に

いってきました。

(滝本副議長+わたしと、水本議員(公明党)の3名での視察研修となりました)

昨日朝出発、先ほど最終の飛行機で帰宅。

今回初めてでしたが本当に充実した会派での視察研修だったと思います。

ご報告は明日以降に・・・。

行く前に、いろんな方に言われましたがガーン・・・

「スカイツリーには行ってませんけん!」

もちろん純粋な視察研修です・・・。

ホテルは近くで、とてもよく見えましたが・・・ツリーにはいってませんですからワーイ


  


Posted by はまぐちふどうさん at 22:59Comments(0)視察研修

2012年05月25日

議会改革度ランキング

日本経済新聞社が実施した「議会改革度」ランキングで、四国4県38市議会の

総合ランキングが発表され、小松島市(徳島県)が首位だそうです!

ここにはお若い議員さんもいるよう・・・。

香川県では

順位 市名 全国での総合順位(全国での前回順位)

1位 善通寺市 89位 (314位)
2位 丸亀市  131位 (619位)
3位 観音寺市 135位 (26位)
4位 三豊市 393位 (706位)
5位 さぬき市 511位 (485位)
6位 東かがわ市541位 (274位)
7位 高松市  764位 (677位)
8位 坂出市  795位 (771位)

調査は全国の787市と東京23区の議会を対象に日経リサーチの協力を獲て

3月初めから4月上旬にかけて実施し、804市から回答を得たようです。

議会について大きく「公開度」「住民参加度」「運営度」の3つに分けて

計81項目で採点され、今回は2回目の調査だとか。


それにしても、三豊市の躍進にびっくりのわてオドロキ

四国では38市中、13位となっています!

多分、政務調査費の使途をネットで公開していることが大きいかな・・・?

「議会基本条例」も計画しよりますし・・・。


ちなみに県庁所在地は総じて低いランキングで、制定の検討に入っている松山市を

除くと議会基本条例について高知、徳島、高松3市は「計画もない」そうですガーン


さてさて・・・

「議員定数」を考えるに、議会基本条例制定後の議会報告会や、議会広報単独発行等、

目に見える形での議会活動を、まず市民に知ってもらう事が重要だと考えます。

単純に、議員定数の削減だけを提言しても、それなら少なければ少ない方がええ!

という市民もおるかと・・・。(議員って何しよんだー?)

もういちど二元代表制を基本から勉強していく必要があるなあ~と思う日々。

がんばります・・・。  


Posted by はまぐちふどうさん at 06:06Comments(2)政治

2012年05月24日

たくま港まつり

昨日は議員有志での「議員定数」の勉強会に参加。

●議員の推移

20年程前町議会議員7町で100名超!

合併直前96名(町議)

合併当初30名(市議)

現在の三豊市議 26名

次回選挙~・・・?名


●得票数の推移(概算です・・・)

約600票(町議のとき)

約900票(市議1回目)

約1350票(市議2回目)

約2025票(次回選挙、定数●減ならば・・・)

と、皆さん毎回選挙毎に、平均して得票数×1.5倍の票がいるらしくガーン・・・。

(あくまでも勉強会内での概算見積りですので・・・御了解下さい)


と言いますか、各自が持ち帰り、議員定数の法定上限の根拠とか、議会基本条例

を制定している先進市議会の議員定数の扱い、報酬額の妥当性等々・・・を調査

してくる事になりました。

来週また有志で集まりますので、ご報告致します・・・。

「議員定数」について御意見・御要望のある方はコメントかメールでお願いします。

hama2103_3104@yahoo.co.jp




15時~

「たくま港まつり協賛会総会」

昨年度第40回たくま港まつりの事業報告と収支決算報告並びに監査報告があって、

規約の改正が!

今回から「港まつり協賛会」の事務局が、

「三豊市詫間支所」→「まちづくり推進隊詫間事務所」へ。

地域内分権推進事業の一環で、「港まつり協賛会事務局」は地域住民で構成する

団体「まちづくり推進隊詫間」に移管されました。

それゆえまた、今回第41回のお祭り自体も大幅に変わるようですオドロキ

従来8月のお盆時期に行われていた「たくま港まつり」は・・・

7月14、15日に!(15日がメイン!・・・●●とかぶる?)

会場が、「マリンウェーブ周辺と詫間港」に!

日本丸(今回のメイン)が入港し、セイルドリル(帆を張る作業のこと)

や船内一般公開が予定されています。

他にもB級グルメ、舞い舞サンバ踊り、花火ももちろんありますよ!

ステージショーは・・・「ご当地アイドルきみともキャンディ」

(なんか前に新聞で見たことあるよ~な?)







早速、わてら「財務部会」の詫間町出身議員6名は来週早々に打ち合わせを行い、

数班に分かれて「寄付金集め」に奔走しますガーン

  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:45Comments(4)イベント

2012年05月23日

実家で思った・・・。



実家(荘内半島の先、箱の山の上!)へは、よく行きます。

(お墓と仏壇がありますので)


母もおりますし、いろんな方が来られます関係で・・・。

(いまだにオマイリいただっきょる方もおりますし、感謝!)

泊まる事も多く、母が88箇所巡拝する時は、わては泊まって朝5時ぐらいに起床。

母と義母を乗せ、バスツアー乗降所まで連れて行くパターンです。

本日もバスツアー日で、今さっき、家に戻ってきました・・・。





実家は、本当に清々しいです。

朝は肌寒いくらいですが、鳥の声や波の音、この自然環境の中でわては育ちやした。



昨晩、近所の方にいただいた「サバ」。

先日の「建設経済委員会」でも農業関係(耕作放棄地や後継者、6次産業など)が

問題点に上がっていましたが、漁業関係はあんまり話題に上らないかな・・・?





今が旬の瀬戸内海の「サバ」、船から釣るパターン。

お刺身でも、煮ても、焼いても、今の季節がサイコー!

(ちなみに鯛はこの季節はあんまりおいしくなくて、チヌ(黒鯛)は産卵後の
 
 今が一番まずいガーン!)



本当においしかったニコニコ



わて、おいしい魚関係でも三豊市は十分PRできると思っていますので、いつか

質問したいと思っています。



また母が、近所の要潤さんのおばあちゃんに、こんなんもらっとったオドロキ・・・。


「わても欲しいですニコニコ!」





6月2日に三野町の本門寺で公演がありますね~!

先日、おばあちゃんとお話ししましたけど、この公演本当に楽しみにしている

そうです!



ちなみに前にも書きましたが、このおばあちゃんの亡くなったご主人(要潤さんの

おじいちゃん)と、わての亡くなった叔父さん(母の姉のご主人)がイトコです。

わてには直接関係ありませんけど・・・ワーイ




  


Posted by はまぐちふどうさん at 08:11Comments(0)その他

2012年05月22日

政務調査費の返還

今年度の政務調査費については4月末に議会事務局に提出。

事務局で精査されて報告があります。

私の場合・・・356,063円を有意義に使わせていただき、あと3,937円が使用可能、

とブログでは先に報告させていただきましたが・・・。


「三豊市政務調査マニュアル」によれば・・・

交通費については、三豊市旅費条例に基づき算定した額と、実費を比較し、

どちらか少ない方となっています。

JR利用の場合、関西方面であれば「阪神フリー切符」を購入していましたが、

神戸(視察研修)は、JR普通運賃の方が安い(知らんかったですオドロキ)らしく、

JR代金を訂正させていただきました。

ゆえに最終・・・
 
1.交付額 360,000円(年額)
2.使用額 355,743円(年額)
3.残余の額  4,257円(年額)

となり、昨日きっちり4,257円を返還させていただきました。





政務調査費に関しては、昨日も他議員さんとお話ししたんですが、

使い切っている人、10万円以上返還する人・・・いろいろなようです。



ただ、調査旅費の中での燃料費については(走行距離×37円/km)で算出できます

関係で、提出されている方が多いようです。

わたしは出してませんが・・・。

携帯電話代、燃料代、インターネット代、ブログ代等は、わたし個人的には仕事と

議員活動の中で、線引きが曖昧な部分がありますので提出しません。

(専業議員さんは提出されよる方が多いよう?です・・・。)



昨日は「建設経済常任委員会」もありました。

報告事項の後、現在までの建設経済部・水道局の問題点と、今後の方向性

について、皆で議論しました。






さてさて、最近特に思うこと・・・。

4人の「サムライ業」さんには大変お世話になっとります、わたし。

(今のところは、仕事上は、まだ3人かな?)

父が亡くなってからなんですが、いろいろな分野で専門家にご相談する事が

多いです。

わてのまわりの四天王(「弁護士」「税理士」「司法書士」「土地家屋調査士」)

がおって、皆さん、若いし有能なすばらしい方ばかりです!

(勝手に名付けたわてニコニコ、ちなみに「行政書士」「測量士」なんかも含みます)

平均年齢36.5歳ですオドロキ

(わてはカリスマ四天王!と呼ばせていただきやす。)


本当に人の「御縁」とは不思議なモノです。

「一期一会」・・・一生大切にしたいと思っています、感謝!


昨日も上記のとある方に指導されました関係で、Sさんごめんね・・・。

今後は上記の方々の指導を仰ぐこととなりましたので、Sさんとは仲良く

できないかもガーン・・・。


(代わりに同い年のIさんがとても仲良くしてくれるしワーイ・・・。)

  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:46Comments(2)政務調査費

2012年05月21日

金環日食と週末の報告

先ほど、欠け始め




●土曜日

「たくま福祉まつり」10時~開会式

長男がサッカー大会のため、二男と一緒に出席。








「ファミリーレクレーション(ミニ運動会)」松崎幼稚園

二男がどうしても行きたいらしく、お誘いもいただいてた・・・。











園児の皆さん、

おじいちゃんやおばあちゃん、ご家族と楽しく過ごせた半日でしたね!

森園長先生になって、わたしがおった時とは違う競技もあって、とても

楽しい「ファミレク」でした。皆さん、お疲れ様でした。


お昼からは工場で仕事できましたニコニコ

夜には売買する土地の関係のお客様と打ち合わせ。



●日曜日

自治会内の一斉清掃(どぶさらい)8時~

この自治会は若い方も多く、皆さんの力で、きれいになりました!

最近珍しいとは思います・・・。

「地域内分権」とか、自主防災関連とか、最近いろいろ考える事もあって、

こんな本を読んでいます、わてワーイ





13時~お葬式

父がお世話になった方・・・悲しかったですダウン


戻ってきて、自宅パソコンで契約書の作成。

今回「事務所」の賃貸借契約いただく関係で・・・。



●月曜日(本日)

本日は「金環日食」で松崎小学校は7時までに登校。

(交通指導員さんも、朝早いですのに出てくれとりました、感謝です!)

わても天気は心配しよりましたが、先ほどフィルター通してパチリカメラ

雲の谷間から・・・「見えましたで、感動!」

7時5分頃




子ども達も喜んでいるでしょうね!

多分、こんなんで見よるのは、わてぐらいやと思いますがガーン・・・。







  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:29Comments(5)イベント

2012年05月19日

議会報告会~観音寺市議会

昨晩は、観音寺市議会の「議会報告会」へいっていました。

19時~観音寺市民会館中ホールにて。

三豊市議会からは、K議員とか議長さんとか傍聴しよりました。






初めに議長挨拶の後、出席議員の紹介。

観音寺市議会の議会報告会は、今年で3年目。

2班に分かれての報告ですから、前席には13名程の議員。

いただいた資料の表紙・・・こちらには

市議会とは

市議会は、市民から直接選挙により選出された市議会議員によって構成された
市民全体を代表する機関として、市の重要な事柄を審議し、意思決定をすると
ともに執行機関をチエックするという大切な役割を持っています。
日常生活に関わる様々な事項や広く「まちづくり」について、市民全体の意思
を代表するという使命をもつ議員が、市長とはじめとする執行機関と真剣に討論
を行っています。
市議会は、市民の代表である議員を通じ、市民の声を行政に反映させる場で
あります。


その通りだとは思います・・・。


議会報告は・・・

1.総務委員会

 平成24年度予算の概要

2.建設経済委員会

3.文教民生委員会

4.広聴広報委員会

5.公共施設等整備調査特別委員会

の順で説明が行われました。

主に平成24年度の主要事業の概要及び、審議内容についての説明がありました。





いろいろ思ったことがありました・・・。

例えば「議会報告会」を行っていない市議会のわたしが言うのも?なんですが、

個人的な感想を・・・。

例えば、「議員定数を24名→20名にしました!」と、報告があったんですが、

3人の方が、その件について質問されました。

「なぜ議員の数を15%も減らすのか?」

「議員の数はそのままで、なぜ報酬を減らさないのか?」

「近くにいろいろ話せる議員がいなくなる」

「民意を反映するには、議員定数は減らすべきではない!」

「財政行革の一環だということなら、議会費全体を減らす、報酬を削減しろ!」

「民意を切る行為だ!」

「既に議決しているが、市民の意見を聞いていない!」


等々・・・「議員定数」の削減について市民の意見が結構ありましたオドロキ


また「観音寺小学校・幼稚園・保育所」について、クラボウ跡地は本当に大丈夫
なのか?

関連して、地震・津波等の防災上、適地であるか?

給食センターの調理業務の民間委託はやめて欲しい・・・等々。

(市当局と議会の違いは?の質問・・・確かにご説明も必要かと!)


いろいろ白熱した質問が多く、とても勉強になりましたニコニコ


とくに上記のように「市当局」への質問・意見が多かったように思います。

(三豊市は「市民対話集会」がありますから、皆さん、直接行政当局の長に

 意見は言う事ができます!)



三豊市議会内においても「議員定数」が各会派で検討されています。

「観音寺市議会が大幅に削減したから、三豊市議会も減らそう!」

という議員もおります・・・。

そうではなくて、市民の意見も聞いた上で、議会全体のあり方も含めて慎重に

議論していくべきである事を痛感しました。

(最後のわたしが言うべき事ではないかもしれませんがワーイ・・・。)


それでも「観音寺市議会」は「議会基本条例」を制定されていますし、皆さん

真摯にご質問・ご意見に対して、回答されていました。


知り合いの伊丹議員が、「議会の民意の反映について」の質問に、とても親切丁寧に

ご回答されていましたのが、印象的でありました。


観音寺市議会の皆さん、お疲れ様でした。


最後は8時半終了予定が、9時を過ぎていましたしガーン

とても白熱した質問が飛び交い、内容の濃い「議会報告会」でありました!




さてさて「三豊市議会」、本当にまだまだ越えなければいけない難題も多く、

先日の丸亀といい、観音寺といい、とても議員さん全体が団結して「議会報告」

をされている部分が印象的ではありました。

三豊市議会でも議員が一団となって「議会基本条例」を制定するべく動いていく

ようにわたしも一議員として努力していかなくては!と思いました。

(そういえば・・・三豊CATVの中継はなかった?です)  


Posted by はまぐちふどうさん at 08:00Comments(5)政治

2012年05月18日

協定書調印式

昨日は、
「三豊市次期ごみ処理業務の委託に関する協定書調印式」
がありました。

出席者と協定書の調印メンバー

●三豊市長 横山 忠始

●株式会社エコマスター
 代表取締役 海田 周治・三野 輝男


●エビス紙料株式会社 
 代表取締役 海田 周治

●株式会社パブリック
 代表取締役 三野 輝男

●有限会社丸亀リサイクルプラザ
 取締役 三野 義男


市議会からは、議長、副議長と「ごみ処理問題調査特別委員会」のメンバーが

同席させていただきました。

「ごみは資源である」を理念に、当局主導で進められてきた

「トンネル・コンポスト方式」

が昨日からスタートしました!







今後は早急に建設予定場所が提示され、話を進めていかなければなりません。

三観クリーンセンターの使用期限は、1年を切っています怒ってるぞ・・・。

同時に空白期間のごみ処理の扱いについての検討も、現在早急に進んでいる

ようです。


まだまだ、課題は山積しています・・・。


詳細が決まりましたら、遂次皆さんにご報告致します!

  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:15Comments(0)ごみ処理問題調査特別委員会

2012年05月17日

名古屋へ研修会その4

5月10日(木) 名古屋国際会議場

「第19回市町村議会議員研修会」

企画:自治体問題研究所 主催:(株)自治体研究社



講演4
3・11東日本大震災の応急・復旧・復興対応から我々は何を学ぶべきか? 

独立行政法人 防災科学技術研究所客員研究員
安全・安心な社会創造研究所代表 佐藤隆雄氏








今回の震災にあたっての応急・復旧対応における問題点と課題、教訓について
整理するとともに、応急・復旧段階から復興を考えることの必要性と、復興の
原則・基本は「医・職・住」にあること、そして、自治復興、連続復興、地産・
地消復興、交流復興、持続発展可能復興の視点が重要であり、そうした観点を
踏まえたこれからの地域防災計画・防災対策のあり方について、共に考えてみ
たい・・・パンフから。

●発生直後の私が取った行動(10の緊急対応提言=3月16日発信)

1 早急に情報通信設備を供給すること。

2 直ぐに給油車を配備し、ガソリンをはじめ、各燃料を供給すること。

3 深刻な食料不足の状況を解消すること。

4 全国の自治体・水道局にタンク車の派遣を要請し、支援エリアを調整して、
 水の供給を直ちに!

5 常備薬や必要な薬をヘリ空輸で供給すること。

6 東北の春はまだまだ寒い、カイロ、防寒着などをヘリで空輸。

7 政府は、各県に現地対策情報本部もしくは現地対策支援室を直ちに設置し、
 情報集約に務めるべきである。

8 内閣府が中心になって、全国の自治体、各種ボランティア団体の支援受付
 と被災地への派遣調整を行うこと。

9 被災地近傍の被害少ない自治体に、後方支援の基地を設ける。

10 報道をエリア分けすべきです!
 例えば、NHKは網羅的に、4チャンは岩手県北部、6チャンは岩手県南部、
 8チャンは宮城県北部、10チャンは宮城県南部、12チャンは福島県に
 といった具合です。
 そうすれば、もう少し詳しい情報が取れるし、安否確認などもできます。

この10は絶賛されたらしいが・・・実現しなかった・・・。

ゆえに上記がほとんど行われず、初期対応が極めてまずかったお話し・・・。

 
●災害救助法の説明

現場で見て、「災害救助法」では現物支給が原則であることから、炊き出しや
弁当により内容の限られた食事が支給され、食事制限のある被災者(災害弱者)
が困った状態となった。
このため、被災地内限定の食券などが提案されたが、原則から変更されること
はなかった。
米国における災害対応においては、食事クーポン券の支給などが行われており
「災害救助法」の中身を変える必要があるのでは?
(食事クーポンなら、好きな物を、いつでもおいしく食べられる!)

●中小企業・自営業
ほとんどが融資であり、直接補助金はなし・・・支援されているか?

●今回の震災における初期対応で、わたし(先生)が注目した3つの点

①関西広域連合の地域分担による被災地支援

②岩手県遠野市が行った後方支援拠点の設置

③岩手県住田町が設置した地元県産材&地元工務店による応急仮設住宅


上記3点は、すばらしい行動をとられたようです。


特に木造の仮設「住田住宅」は、仮設住宅から恒久住宅への連続復興の方策も

検討すべきであり、用地の選定は、できるだけ恒久的利用が可能な土地にする

事を説いていました。(将来的な払下げも検討!)


●終わりに

市町村議会議員としての役割は?
(思いのままに語ります。失礼の儀はご容赦を!・・・と先生から)

立法府に属していることの認識が足りない!と感じている。
例えば、本日の主題である「地域防災計画」に関してであるが、皆さんは
どうお考えなのか?

①自らの役割は住民の要求を聞き、行政を追求することである?

②その実践結果を、自ら、政策提言をし、制度化を図ったことがあるか?

→地方議会には、そのような権限がないことが問題!

○議員の皆様への希望

①マニュアルにこだわるな!
 マニュアルに書いていないからはダメ。杓子定規になるな。

②現場主義を貫け!
 現場の状況から判断するくせを身につける。臨機応変な対応。

③被災者を家族や恋人と思え!
 被災者の身になって、どうすればその願いを叶えられるか、
 知恵を絞りだす努力を。窮すれば通じる。

④コーディネーターになれ!
 災害時には、様々な力とモノが必要になる。
 それらを組織する力量を蓄えよう。オルガナイザーたれ。組織者たれ。

⑤被災者の真意を汲み取れ!
 要求や要望を聞くのも大切だが、その背景にある真意を汲み取ることが
 大切。


●感想

とてもパワーのある講演会でしたが、まさに上記の通りかも知れません。

わたしも「地域防災計画」は読み返す必要がある事を痛感しました・・・。

2日間、(自然エネルギー、議会広報、震災復興など)いろいろ学習できました

良い研修だったと思います。

今後も私自身、何ができるのか?を常に考え、議員活動に活かしたいと思います。

名古屋を訪れるのは2回目でしたが、独自の文化圏があって、とても都会で

洗練された街だと思いました。

(トヨタの街、地下街のすごさ!、名駅の再開発ビル群、道路の基盤整備など)

特に名駅は、今も高層ビルが建設中オドロキ・・・。





御意見・ご感想をコメントまたはメールでいただけると嬉しいです!

視察研修全般についても結構ですので・・・。

(最近、視察研修の御意見・感想メールが少ないですガーン

hama2103_3104@yahoo.co.jp




本日は・・・

「三豊市次期ごみ処理業務の委託に関する協定書の調印式」

へいってきます。




最後に、食事(ホテル)で食べたもんを、少しご紹介しときますワーイ・・・。

はじめての「小倉トースト」・・・ホテルの朝食で・・・おいしかったです!

  


Posted by はまぐちふどうさん at 08:07Comments(0)視察研修

2012年05月16日

名古屋へ研修会その3

5月10日(木) 名古屋国際会議場

「第19回市町村議会議員研修会」

企画:自治体問題研究所 主催:(株)自治体研究社

講演3 
開かれた議会と、読まれ、親しまれ、役に立つ議会広報

社団法人埼玉県コミュニケーションセンター理事長
編集・出版アドバイザー 芳野政明氏

「議会が見えない」との声は少なくない。行政広報との対比で議会広報は
「脇役」に甘んじてきたが、これは重大な「盲点」ではなかったか。
いま、議会改革の焦点「住民との関係づくり」に広報広聴の充実は必須で
あろう・・・パンフレットから



Ⅰ議会広報が自治体情報の主役になる時代ー政策情報の中心的担い手としてー

主な内容
議会広報と行政広報との違い
議会広報のあゆみー教訓と課題
議会改革は「議会」広報の改革と表裏の関係
議会広報が取り上げる対象
議会広報は住民のもの

皆さんご存知のように三豊市の議会報は行政広報活用型で、議会報単独では
ありません。
わたしも2年程「議会広報委員会」の委員をさせていただきましたが、委員会
では事務局職員がとりまとめをし、できあがった紙面の校正をするぐらいであ
って、そんなにたくさん委員の仕事はない?と思います。

全国的に議会報単独が広がっている中で、議会改革と広報改革は表裏の関係で
あり、全国で進行中の議会改革メニューでは、

①議会の審議方法の改革
②議会情報の公開や積極的な発言
③議会にかかわる経費の削減
④議会の政策機能の強化
⑤住民と議会との関係づくり
「議会改革フォーラム編 議会改革白書2010」より

なかでも白書の中で尊敬する廣瀬克哉先生は、
「④⑤が新しい改革事例として脚光をあびる。とくに⑤は、究極の議会改革である」
と、議会広報・広聴活動の役割が一段と大きくなっている点を説いているそうです。

それゆえ「議会報」発行の必要性

1.議会が住民との一体感を高めるためには、関心を持ってもらう必要がある。
 議会活動の審議内容や仕組みを知らせ、議会に対する透明性を高める。
 住民とのかけ橋・パイプの役割。

2.議会は住民の付託を受けた議員で構成され、執行機関(行政)を監視・チエック、
 政策の形成。議案を審議する機能がある。
 議会報は議事報告を主目的に発行する、住民に対する情報公開である。

3.議事内容が知らされることで、住民は自治体に関する判断材料を得ることが
 できる。議決された議案がその後どう実現されたかの関心が高まり、住民の地方
 自治への参画意識を掘り起こし、まちづくりへの実践に参加を促す。

4.議会報の活性化は、議員活動を励まし、議員活動にも反映する。
 住民もその変化に気づき、住民の議会への信頼関係・期待感が醸成されることに
 なる。

5.地方自治を構成する行政と議会は「機関対立(競争)主義」をとる。
 決定「後」の執行段階の行政広報に対して、決定「前」の審議状況を報道する
 議会広報の双方があって地方自治が実現する。
 行政広報主導・優位の偏った状態を放置するべきではない。
 議会側から提供される情報があってこそ住民の知る権利、批判の自由が確保
 される。

特に、5は重要です。

ゆえに広報も議会と同じ「二元代表制」であるという認識が必要だとのお話しでした。

また「議会広報委員会」は、議会改革と並行し「広報広聴委員会」へと変化しており、
平成18年の地方自治法の改正により常任委員会の形でも委員会が可能との事でした!

この辺り、本当に勉強になりましたし、「議会広報委員会」という形は古い?という
ことなのです。
(確かに丸亀市も「広報広聴委員会」が「議会報告会」を行っていました。)

Ⅱ「伝える広報」から「伝わる広報」へー「議会が見える広報」の編集技術

主な内容
住民は議会記事をどう受けとめているか
議会報編集の基本
企画立案の考え方
議会記事作成の考え方
見出しで読者を誘引する
読みやすいレイアウトの基本・・・など開かれた議会と、読まれ、親しまれ、
役に立つ議会広報

ここでは議会報の基本姿勢として

①「住民が読むもの」を念頭にー住民目線、住民参加
②今、どんな審議をしているか、議事公開を紙面で展開
③魅力あるレイアウト、訴求力ある見出しの紙面づくり
④議会広報と広報活動の時間的ズレの解消を

説いていただきました。
親しみのわくレイアウトや視覚度、図版率などは高度な技術だと思います。
「一般質問」ひとつとっても、フォーマットづくりが重要だとか。

議員名(会派名)&顔写真、Q&A見出し、できれば質問に関連する写真の
4点セットが重要との事。

これなら行政広報の中にある三豊市議会部分にも応用できますよ、I議員!
(I議員は、三豊市議会広報委員会の委員長さんです・・・。)


お昼のお弁当&お茶(1,500円オドロキ!)




●まとめ

議会報単独は必要だと思います。

それでも現在の「議会改革」と一緒に考えていく必要があるようです。

ただ予算の関係もあるし、委員の仕事量も大幅に増加する問題も・・・。

将来的「広報広聴委員会」も必要だとは思いました。

「三豊市行政広報」は今回優秀な賞も頂き、見やすさや分かり易さには定評が

あります。議会部分も、まずはできるところから(例えば「一般質問」とか)

から手直しを始め、もっと「伝える広報」から「伝わる広報」へと努力していく

べきである事を学べた、とても良い研修でした。



最後の研修「講演4」は、後日に・・・。

本日は午前中「全協」にいってきます。

  


Posted by はまぐちふどうさん at 08:07Comments(0)視察研修

2012年05月15日

セルフうどん?

「ふどうさんや」からの情報!

我が家から浜街道へ出て多度津方面へ・・・。

前に「サークルK」があった三叉路のとこに「うどん屋」さんができよります。

つい先日「セルフうどん」の看板があがりやした。

観音寺の某おうどんやさんの系列!みたいです・・・。





家から近いですし、三野町とかと比べて圧倒的「うどん店」の少ない詫間には

朗報です!

オープンしたら、またご報告しますニコニコ





昨日は鉄工業・・・実家近くで仕事してましたら、園児達がフラワーパークで

「花摘み」しよりました!








なんか、ほのぼのして~ええ感じでした!

観光大使のお嬢さん・・・ご苦労様ですワーイ



昨日はお昼から、とあるお世話になる方の紹介で「御縁」がありました。

最近、本当にいろいろな方と「御縁」がある事に感謝する毎日です!

夜にはまた、「御縁」のある方と一杯ビール

本音が聞けましたし、ええ感じでした!(Mさんに感謝!チョキ)  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:27Comments(9)おいしいもの

2012年05月14日

母の日に・・・

昨日は「母の日」でしたね!

わたしも2人の母がおりますので、電車の待ち時間に名古屋で買った

「えびせんべい」をプレゼントプレゼント

これ、おしゃれで、感動しました(新製品だとか?)ので購入しました!








ちなみに・・・2人とは、実の母と義理の母ですよ。

お世話になる母はたくさんおりますけどワーイ

(嫁は母ではありません・・・あしからず)

この中にはハートハート型のえびせんべいもあって・・・。

嫁に「ハート型はどうなん?・・・キモイやろ!」言われました、わてガーン・・・。




また昨日は「三豊市自治会長会」がありました。

午前中は「PTA連絡協議会」の総会と重なり、「自治会長会」が優先やそう。

10時からマリンウェーブマーガレットホールにて。

5月の「自治会長会」は、市議は来賓扱いで、議長以下ステージ上で1人1人の
紹介があります・・・。

どん帳裏で座ってスタンバイして、どん帳が上がってからがスタート!

市長、江頭自治会連合会長(詫間町)、為広議長のあいさつの後、市議の紹介。

その後、市長から「平成24年度三豊市施政方針について」の説明。

いつもながらパワーポイントで丁寧に説明してくれます。





要点から

●三豊市行財政改革の成果
 基金(合併時18億2千万円) → 61億円に!
 起債残高(合併時306億3千万円 → 273億3千万円
 将来負担比率 21.6(県内8市中1位)
 実質公債費比率9.6(県内8市中1位)

これからの4年間はいい状態 

しかし・・・あくまで合併特例の中です。
我々は5年後からもやっていけるよう
改革をスタートする!
らしい・・・。

職員数は平成23年度は職員削減計画人数(742人)を上回る739人に!

今後は定年退職者の2/3程度を採用予定、4年後には人口の1%

平成30年は638人にする!・・・らしい。

(市長さん、同じ仕事してます臨時職員さんはどうなんでしょう・・・?)


●財政見直し(第3期実施計画)

平成30年度には242億円に!(交付税の合併算定替終了後からが勝負?)

ここで個人的に説明

合併算定替とは、合併した三豊市の通常算定(1本算定)による普通交付税額は
合併したがゆえに、旧7町が合併しなかったと仮定して7町の合算額を国が支給する
という措置のことです。
その恩恵は合併年度およびこれに続く10か年度については100%の保障がありますが、
11か年度目からは段階的に恩恵がなくなっていくことを指しています。





ゆえにこのグラフは27年度までは財政規模が大きく、翌年からは・・・。

それまでにハード事業は行いたい?・・・という事かな。

●人口と世帯数の減少
 人口構成が年少人口(15歳以下)と老年人口(65歳以上)が逆転したグラフ。
 昔は子どもが多かったが、昭和63年に逆転し、現在は3人に1人が65歳以上。
 昭和30年と全く逆転した。
 人口ピラミッドが、昭和35年のピラミッド型から現在はタイマツ型に。








●国の財政状況の説明(借金大国)

●「田園都市みとよ」の基本コンセプト





それゆえの「重点プロジェクト」

①地域エネルギーの活用(太陽光、資源ごみ)
②空き家、耕作放棄地等 地域資源の有効活用
③スポーツや文化の振興で、健康づくり
④総合こども園創立に向けての研究と実践
⑤三豊市型農業の推進
⑥企業誘致で新しい働く場の確保
⑦自主自立した市民自らが創るまちづくり


●めざすは地域分権(まちづくり推進隊を進めていく)

●ごみはすべて資源(トンネルコンポスト方式、民説民営で)

●小学校の再編(子どもが減少しているので)

●危機管理(きたるべき南海大地震に備える、自主防災組織が重要)

等々・・・上記について説明がありました。





それ以外は健康福祉部と総務部、建設経済部からと、三観広域消防、社会福祉協議会

からの通達がありました。

最後に・・・横山市長さんとの「市民対話集会」が6月末~各町単位であるようです。

今年度のテーマは

・地域内分権(自主自立した市民が創るまちづくり)

・学校の再編整備


6月29日(金) 19:00~21:00 財田町公民館 大会議室

7月1日(日) 10:00~12:00 豊中町市民交流センター 大ホール

7月2日(月) 19:00~21:00 山本庁舎 大会議室

7月3日(火) 19:00~21:00 高瀬町農協環境改善センター 大ホール

7月5日(木) 19:00~21:00 仁尾町文化会館 多目的ホール

7月6日(金) 19:00~21:00 三野町社会福祉センター201・202会議室

7月9日(月) 19:00~21:00 詫間福祉センター ホール


まさにトップ自ら、回答いただけるいい機会ですよ。

今年度のテーマからして、本当に当局トップ自らの意見を聞ける、いいことだと

思います、わて。

皆さん、どしどし参加して下さいね!

(ちなみに昨年度の詫間の参加者は5名ぐらいやったのでガーン・・・告知。)

  


Posted by はまぐちふどうさん at 08:12Comments(0)政治

2012年05月13日

議会報告会~丸亀市議会

5月11日(金)の晩、丸亀市議会の「議会報告会」へいっていました。

19時~丸亀市民会館中ホールにて。








初めに議長挨拶、広報広聴委員長挨拶の後、全議員の紹介。

この中で・・・今回の「議会報告会」を開催するに至った経緯と注意事項。

・議員個人の報告会ではない

・執行部ではない

等の説明がありました(まさにその通り)

また市民の皆様のご意見は真摯に受け止め、対応して行きたい旨との事。

議会の役割とは→二元代表制である。

三重県伊賀市(「議会基本条例」を制定している超先進議会)を参考に

・市民と語る会(348人の参加、80件のご意見)

・パブリックコメント(26人の参加、62件のご意見)

を実施し「議会基本条例」制定に反映した経緯の説明。


続いて議会報告

1.議会改革

「丸亀市議会議会基本条例」は平成24年4月1日に制定されました!

これに基づいての、最初第一回目の「議会報告会」だという説明。

6月議会からは、真剣で丁々発止の議会を行いたい!

議員同士の討議も自由活発に行うようです。

この中では「政策提案型議会」に関する部分に感銘を受けました。

市長が提案してきた議案を審議するという受け身の姿勢を転換し、しっかり

研究し、自ら発案していくという積極姿勢の議会のあり方を定めたそうです。

(すばらしい!)


続いて各常任委員会から予算関係を主に説明がありました。

2.教育民生

3.都市経済

4・生活環境

5.総務

ここまでで1時間10分程度でしたが、わかりやすい説明でとてもよく理解できました!

その後、質疑応答・意見交換が20分程度。

いろいろな御意見もありました・・・。

いただいた資料の表紙を見ますと・・・





議会が変わります!
議会活動を皆様にお伝えします!
皆様の参加が議会を変えます!



とても印象的な言葉です!


三豊市議会内では「議会基本条例を制定しても中身が重要!」とか言われる議員

もおりますが、わたしは個人的に制定しない方が問題だと思います・・・。

ただ三豊市議会でも「議会・行財政改革調査特別委員会」内で、「議会基本条例」

を制定する方向での動きがあります!

先日も書かせていただきましたが「議会基本条例」の制定か「議会広報紙の充実」

かが、今後の三豊市議会の方向性・将来性を決める気がしてなりません。

とにかく今はどちらからでも早急に取り組むべき時期なのです・・・。



知り合いの丸亀市議会の松永議員の議会改革委員会の副委員長としての説明が

とても爽やかで印象的な「議会報告会」でありました。



さてさて「三豊市議会」、本当にまだまだ越えなければいけない難題も多く、

先を考えればとても不安になりましたわたしガーン・・・。

それでも今後は議員が一団となって「議会基本条例」を制定するべく動いていく

事を期待しています。

丸亀も善通寺も観音寺も・・・条例制定後、本当に一歩進んだ議会となった印象がオドロキ!!!


わたしも負けないように「議会基本条例」関係の本を読んでおります!

もっと勉強しないと!・・・他市議会の現状をあからさまに見せていただき、

そう決意させられた印象的な「丸亀市議会報告会」でありました。



議員の皆さん、「市議会を変えたい!」という意気込みが十分に伝わった報告会

でした、お疲れ様でした。



最後に・・・録画してたの中讃CATVだと思うけど・・・議会広報、議会HPの他、

ケーブルで全市内に公開される事自体がすばらしい!・・・(三豊では無理なのでガーン!)





  


Posted by はまぐちふどうさん at 20:58Comments(0)政治

2012年05月12日

名古屋へ研修会その2

立体企画(講演と対談&フロア参加討論)

地域経済・雇用と自然エネルギー

福島第一原発事故以来、人々は原子力・化石燃料に大きく依存したエネルギー生産
の在り方に疑問符をつけはじめている。
そこで注目されているのが自然エネルギーだ。
自然エネルギー生産を進めるためには、地域の人材を活用して川上から川下までの
地域内循環型の経済・社会を構築していく必要がある。
森林から豊富に間伐材が提供されなければ、発電用木質チップ生産工場だけ建設し
ても実際には機能しない。
「自然の恵み」は、これまで農林漁業などの一次産業で活用されてきたが、生産技術
やITなどの発展によってエネルギー生産にも活用が可能となってきた。
「自然の恵み」をそれぞれの地理的条件に即して活用しながら地場産業を再生する、
自然エネルギーを基礎とした新しい産業構造の構築が現実のものとなってきている。
先進事例の宝庫である北海道に学びつつ、雇用も生み出す循環型地域経済の未来
を考える研修。

昨日の報告の続き・・・。

講演2(実践事例)地域の雇用を生み出す自然エネルギー

自然エネルギー研究センター(NERC)取締役センター長 大友詔雄氏





.やはりドイツが自然エネルギー分野の参考になる。

自然エネルギーへの転換において先ず検討されるべきは、
「省エネ」と「エネルギーの効率的利用」

「省エネ」は、木質繊維断熱材を製造。
木質繊維断熱材は、断熱性能に加えて、防音、防耐火、調湿機能など、木の性質
を生かした優れた特性をもっている。省エネ住宅には効果がある。

「エネルギーの効率的利用」
英国の2030年におけるマイクロコージェネレーション(環境負荷の低い天然ガスや
カーボンニュートラルなバイオガス等のクリーンエネルギーでガスエンジン発電機
により発電し、その際発生する熱を給湯や冷暖房に有効利用し、エネルギーロスを
軽減するシステム)普及予測では、スターリングエンジンが全体の74.3%を占める
とか!(天然ガスが資源)

再生可能エネルギーの説明

風力エネルギー

①陸上風力
②洋上風車
③高度上空風力

ここでは北海道風力発電機株式会社が開発した「ツインローター型風力発電機」
が説明され、音もほとんどせず、町工場での製造・地域の風をエネルギー(電気)
に変え、地域内で使用するにはもってこいの風車であるとのこと。

太陽エネルギー

①太陽光発電
②太陽熱利用

富の地域外流出の実態から、北海道芦別市の取組みの紹介。

化石燃料から地域の自然エネルギーを使うことにより、地域外に流出していた
富の全てが地域内に循環するシステムづくりが重要とのことだった。


終わりに

都市部の自然エネルギーの考え方について

●「省エネ(節電)」
地方では実践しているところが多いが、東京でも城南信用金庫がすでに本店の
ロビーやウインドウディスプレイの照明や、エレベーターの節電などで通常の
電力量の約3割をカットできている。
今後もLED照明の切り替えや、大型店でのソーラーパネルの導入も、「できる
ところから順次実施していく」(吉原理事長)というが、ライフスタイルの変
化だけで、十分節電できるという点。

札幌(180万人)でも自活・自電はすぐできる。
節電努力してないのに、今夏電力が足りなくなるのはおかしなお話し?

●バーチャルメガソーラーを推進
メガソーラーを狙う企業には、造成が必要な土地(田畑などの耕作放棄地)は
初期投資額がかさむため、人気が薄いそうである。
また現時点での休耕地・休耕田となっている土地がいつまでも休耕地・休耕田
であるとは考え難いから、いつでも農地に戻せるようにしておくべきである。
それよりもありとあらゆる人工構造物(高速道路や公共施設も含めたビル等)
の上にソーラーパネルを設置し、繋いでいくシステムの方が効率が良い。
これにより相当数の電力がカバーできる。
例えばリニアモーターカー実験線跡地を活用した宮崎県の「宮崎ソーラーウェイ」
の設置は理想的であるそう。

●風力発電
岡山県苫田郡鏡野町には小型の蜂の巣型の風力発電システムが発電を続けている。
小型を多数設置する方が効率的らしい。
大都市にある大規模施設の空調設備パイプを使った水力発電も開発されている。

大都市については簡単に自活できる!

●また太陽熱はまだまだ開発途上らしい・・・。

●高度上空風力発電も10年後には実用化されるであろう。

●今後10年で「自然エネルギー」は爆発的に普及する!

具体的、雇用の事例も北海道足寄町などの木質チップ製造工場などのお話し
もありました。


また、クーラーをいかに使わない家を造れるか?

公共でも節電や省エネの施設はできるはず。

畜産業の糞尿を使ったバイオガス発電もドイツではできている。

地域に使われていない水路をミニ水力発電にできる等々・・・。

最終、

「北海道だけではなく地域を見直し自然エネルギーを発掘していく必要性」

「企業誘致の前に自らの地域資源を見つけて利活用していくことの重要性」

を説いていただきました。


三豊市でもメガソーラー計画がありますが、地域でも財田町ではミニ水力発電

ができたり、仁尾町や荘内半島の西側では十分なミニ風力発電が可能である?

ような気がしました。(素人考えですが・・・。)

三豊市でも「住宅用太陽光発電システム設置費補助事業」は大人気であるが、

公共施設へはもっと広げられるはずですし、水力発電、風力発電や農林水産業と

繋げていく施策も必要であることを認識させられました。


本当に自然エネルギーについて勉強になり、また本も買わせていただきました。





わたしも年寄りになったら、海と山に囲まれた実家で自然エネルギーを利活用した

「自給自足」の取組みが最先端になるかもしれないなあ~とか思いましたがワーイ・・・。

(オヤジが目指していた!)



ご意見はコメントまたはメールでどうぞ!

hama2103_3104@yahoo.co.jp


1日目はI議員と夕食を共にし、名駅近くのビジネスホテルで宿泊しました!




















  


Posted by はまぐちふどうさん at 15:05Comments(0)視察研修

2012年05月11日

名古屋へ研修会その1

5月9日(水)~10日(木) 名古屋国際会議場



「第19回市町村議会議員研修会」

企画:自治体問題研究所 主催:(株)自治体研究社

へ参加。

朝9時過ぎのJR詫間駅~特急「しおかぜ」~岡山「新幹線」を乗り継ぐと
11時51分には「名古屋」へ到着です。(結構、はやいオドロキ!)

昼食をとり、地下鉄で「名古屋国際会議場」へ。

中もスゴイ施設オドロキ



13時半~

北海道から九州まで、全国の市町村議会議員193名が参加。

(いったら同僚、I議員もきていました・・・知らんかったガーン。)



立体企画(講演と対談&フロア参加討論)

地域経済・雇用と自然エネルギー

福島第一原発事故以来、人々は原子力・化石燃料に大きく依存したエネルギー生産
の在り方に疑問符をつけはじめている。
そこで注目されているのが自然エネルギーだ。
自然エネルギー生産を進めるためには、地域の人材を活用して川上から川下までの
地域内循環型の経済・社会を構築していく必要がある。
森林から豊富に間伐材が提供されなければ、発電用木質チップ生産工場だけ建設し
ても実際には機能しない。
「自然の恵み」は、これまで農林漁業などの一次産業で活用されてきたが、生産技術
やITなどの発展によってエネルギー生産にも活用が可能となってきた。
「自然の恵み」をそれぞれの地理的条件に即して活用しながら地場産業を再生する、
自然エネルギーを基礎とした新しい産業構造の構築が現実のものとなってきている。
先進事例の宝庫である北海道に学びつつ、雇用も生み出す循環型地域経済の未来
を考える研修。

講演1(問題提起)自然エネルギーを基礎にした新しい産業構造の構築

名城大学経済学部教授 井内尚樹氏

●東日本大震災と原発事故がなければ?

気がつかなかった。実は、日本経済・地域経済のあり方が根本的に
問われていた。

●放射能の被害地域→10年先、30年先まで放置されるのか?
(チェルノブイリ事故(1986年)25年たっても、地元に帰れない)

この数十年間、日本ほど原子力発電の魅力を強く訴えてきた国はほとんどなかった。
日本の原子力発電は、2011年3月に地震と津波に襲われるまで、国内の電力需要の
約30%を賄っていた。

しかし、日本の原発54基の中で最後まで運転中だった1基も、5月5日までに停止した。
福島の原発事故で永遠に使えなくなった4基に加えて、残りの原発も「定期検査」の
ために営業運転を停止した後、再稼働の安全性に対する一般国民の信頼が十分に得ら
れていないために、停止状態が続いている。

ゆえに、現在は原発反対だけではすまない!

原子力発電に頼らない日本経済の構築、地域経済の現場で、原子力発電エネルギー
に頼らない地域産業を構築する必要性。

原子力発電に反対かどうか中途半端では、未来は築けない。
(原発関係予算問題。自治体への補助金だけでもこの間の10年で2兆5000億円!)

このお金を自然エネルギーに振り向けると10年で世の中が変わる。

ドイツに原子力発電、化石燃料に頼らず自然エネルギー200%(2012年現在)を
超える地域が多数存在している。

ドイツでは農家(畜産業、林業、自然エネルギー生産、1件の農家だが3つの業を
こなす)多業展開の農家が多い→アグリツーリズムなども展開する。

ソーラーパネルやバイオガス発電、風力発電を小規模単位で行っている。

ゆえに、大規模生産より小規模生産の優位性を説いていました。

●省エネルギー住宅

エアコンのいらない木造住宅を提唱。

今流行りのスマートグリッド?蓄電池?よりも、アルミサッシを使わず木枠の家。
(高気密・断熱材、熱交換器)

日本と違ってプラスエネルギー化を進めると住宅の価値があがる。

●ミニ水力発電所
日本でもミニ水力発電所がはじまっているが、水利権、道路をまたぐことで県
との許可問題など障害が多数・・・。

しかし日本のどこにでもある中山間地の側道での水利発電は可能である!

(三豊市でも財田川の上流、財田町では可能ではないか?・・・と思った)

●日本の産業構造の推移

自然エネルギーを基礎にした循環型地域経済

10年後は農林水産業+自然エネルギーの割合を10%に上げる必要性


結局・・・

◎原発を維持し、今までの生活を続けると言うことの意味

●原発・化石燃料などのエネルギー多消費型産業構造の存続。

●「TPP」で、国内市場→グローバル市場化(国際競争を進め、市場拡大。
 エネルギー多消費型産業構造を東アジアに輸出)
 
●「自然の恵み」を生かした産業分野の衰退を引き起こす。

●「自然」と切り離され、あらゆるものが商品化された社会での労働と生活。
 労働力しか商品として保持する寂しい人間生活


最後に

●都市でも大量の太陽光を使った自然エネルギー生産がはじまる。
 (買取制度価格、送配電分離)都市でも「自然の恵み」を生かした農業を展開
 しはじめる。都市の農村化(都市と農村の対立の止揚過程)自然エネルギー
 生産が都市と農村を結びつける媒介として。

●「自然の恵み」をすぐに活用できる地域はどこなのか?
 例:自然との共生の重要性を学習する→ドイツの森林教育など参考に。

●都市と農村の対立の止揚には、中山間、地方都市が最適→飯田市、北海道などの
 地域(都市と農村の対立により、都市の優位時代が転換していく)

●「自然の恵み」を享受できない、東京圏はエネルギーを中山間地に依存する脆弱
 な都市。

●自然のエネルギー生産は地域資源の利活用

●地域資源の再発見の作業=長野県大町市(仕事おこしワークショップでくるくる
 エコプロジェクト)

●新しい産業構造の構築は、まったく新しい産業をつくるのではなく、社会的分業の
 再編成の活動(H・ブレイヴァーマン「分業廃棄の分業」)

●社会的分業の再編の主人公は地域中小企業



結局、国内の原発が5月5日からストップし・・・地方都市は


「企業誘致の前に自らの地域資源を見つけて利活用していくことの重要性」


を説いていました。


続いて(実践事例)に進みます。


以上・・・実践事例は明日以降に。

ご意見はコメントまたはメールでどうぞ!

hama2103_3104@yahoo.co.jp


2日留守にしたら、電話が結構鳴ってますので・・・本日は仕事しやすワーイ。  


Posted by はまぐちふどうさん at 09:40Comments(0)視察研修

2012年05月10日

名古屋へ

自治体問題研究所の視察研修で「名古屋」へ行ってきました。

明日以降に視察報告します。

疲れました・・・。


  


Posted by はまぐちふどうさん at 23:27Comments(0)視察研修