2014年11月07日

時事通信プレミアムセミナーその2

昨日の続き・・・。


③定住人口の獲得に向けた取組み
④シティプロモーションとは何か
⑤認知度の向上
⑥終わりに


③定住人口の獲得に向けた取組み

民間企業における「経営」の意味は何か?(教科書的な回答は?)

利潤最大化であり、企業を10年、100年と持続的に経営することである。

自治体を「経営」という視点に立つと、それは「住民の創造」に集約される。

ピーター・ドラッガーは経営の目的として「顧客の創造」と端的に述べている。
この顧客が自治体にとっては住民であり、自治体経営の目的は
「住民の創造(開拓)」となる。しかし住民も多々いる。

そこでメインターゲットを絞る必要がある!

ここでは、住民にも既存住民と潜在住民が、住民にも定住人口と交流人口が
あって、どちらの獲得を目指していくのか?で違う政策となる(はず)。

それゆえ、この講演会で一番学んだ「目的と手段」の重要性。

例えば情報交流人口を拡大するためには、旅行の参考にする主な情報源
が必要な場合は、自治体のHPが最も重要となる。
この中でも、手段と目的をはき違えた自治体HPが、ナント多いという説明がオドロキ

例えば、アニメーションは最悪(笑)だそうで・・・。

最も重要な点は、不特定多数に対する情報提供サービスではなく、個人が
特定でき、何らかの形で登録がなされることにある(囲い込み戦略である
そう)。

この辺りは、わたしも「一般質問」したいと思い、繋がりますので省略。


・自治体間競争が幕開け

この自治体間競争の定義は、「地方自治体がそれぞれの地域性や空間的
特徴などの個性(特色)をいかすことで、創意工夫を凝らした政策を開発し、
他地域から住民等を獲得すること」である。

そのためには、マーケティングやブランド化など、民間企業の手法が求め
られつつある。

それゆえ、皆さんへの問いかけとして、
・定住人口をしっかりセグメントしているか?
 セグメント化し、メインターゲットを決定しているか?
 メインターゲットの理由は何か?(どういう理由でメインターゲットを決めたか)

・ちなみに「子育て世代」なんて、ダメな回答だそう。
 中身が考えられていなく、子どもの世代も、0~5、6~12、13~と、もっと
 細かく絞るべき

(ナルホド、どこかの「子育てするなら●●が一番!」なんてキャッチコピーも、
 中身が全く考えられていないと取るべきなのかもワーイ・・・)

全てはメインターゲットを絞り、目的と手段をはっきりさせること!(感動泣き


講演会場から、夕暮れの大阪をパチリカメラ

時事通信プレミアムセミナーその2



本当に牧瀬稔先生はスゴイお方でした!・・・考え方に共感し、全くその通りだと
思いました。

明日に続く・・・。


同じカテゴリー(視察研修)の記事画像
宮城県石巻市(研修報告その1)
宮城県石巻市(研修報告その2)
宮城県石巻市へ
東京へセミナー
東京出張へ
北九州からの富山市へ
同じカテゴリー(視察研修)の記事
 宮城県石巻市(研修報告その1) (2024-04-23 08:05)
 宮城県石巻市(研修報告その2) (2024-04-23 08:05)
 宮城県石巻市へ (2024-04-22 08:39)
 東京へセミナー (2024-02-29 07:57)
 東京出張へ (2024-01-24 08:02)
 北九州からの富山市へ (2023-10-29 09:34)

Posted by はまぐちふどうさん at 07:25│Comments(0)視察研修
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
時事通信プレミアムセミナーその2
    コメント(0)