2017年01月11日

一般質問その2(マラソン大会)

2問目です。


2.三豊市うらしまマラソン大会の総括について

市民有志による実行委員会が企画し、三豊市市制施行10周年記念事業として
開催した「第一回三豊市うらしまマラソン大会」だが、全国から900名以上が集
まり、本市の知名度向上や地域活性化イベントとして、大成功したように思う。
今後は本市の一大イベントとして市当局が率先して関与し、次年度以降も開催
するよう取り組んでいくべきであるとも考えるが、当局の考えを聞きたい。


●質問1

次に、三豊市うらしまマラソン大会の総括についてお聞きいたします。
11月20日の日曜日、市民有志による実行委員会が企画し、三豊市市制施行10周年
記念事業として、第1回三豊市うらしまマラソン大会が開催されました。
詫間町体育センター前からスタートし、津島神社を折り返し、詫間町香田の香川高専
敷地内を走る1.5キロ、10キロ、20キロのコースには、瀬戸内海を見渡すすばらしい
景色が見られるコースもあり、北は北海道から南は宮崎県まで、全国から1,000名以
上がエントリーし、当日は924名のランナーが集まり、完走者が913名でありました。
このマラソン大会は、お天気にも恵まれ、本市の知名度向上や地域活性化イベントと
して大成功したように思います。

私はPTAのほうから実行委員のメンバーとして少しばかりのお手伝いをさせていただ
きましたが、実は市民対話集会でも市制施行10周年記念事業として紹介があり、この
冠があったり、また完全に通行規制をする背景から、これは市が主催するイベントなの
かと何度言われたことかと思います。

本当にこのマラソン大会は、実行委員会のメンバーの皆様を初め、企画、案内、特に
運営において、ランナーの安全監視スタッフ、医療スタッフ、交通安全スタッフと、たく
さんのボランティアの皆様方のおかげでマラソン大会が無事終了したと思いますし、
この場で敬意を表したいとは思いますが、このような大々的なイベントにおいては、
今後は市当局が率先して関与して、次年度以降も開催するよう取り組んでいくべきで
あるとも思いますので、当局のお考え、またイベント後の感想も含めてお聞きいたしま
す。よろしくお願いします。

●答弁2(綾政策部長)

議員御指摘のとおり、先日の第1回三豊市うらしまマラソン大会は、地域有志が中心
となった実行委員会により、市民の手づくりで実施されました。
イベントは大成功し、多くの参加者の皆様に庄内半島から津島神社にかけて広がる
瀬戸内の絶景と、三豊市が誇る市民力を多くの市外から参加されたランナーに体感
いただけたと思っております。

また、本大会は地域活性化や市の知名度向上に貢献いただいただけではなく、実行
委員会有志の皆様の願望が自分たちの手で実現されたという市民力の成果として、
ほかのマラソン大会とは別次元の価値が生まれたのではないでしょうか。
これまでマラソン大会開催実現を願う声はありながらも、交通規制などの各種手続や
ランナーの安全確保などに必要な多くの人員の確保など、市や公的機関の主催で
なければ実現が難しいと考えられていました。
今大会の実行委員会による実現は、その心配が無用であったということを見事に
証明しました。

市は、このような市民の主体的な活動を引き続き積極的に支援していきたいと考えて
います。
先日、市役所前で開催されましたさぬき軽トラ市も市民力によって企画、運営されて
いる同じ価値を持つイベントです。
マラソン大会も軽トラ市も、市の一大イベントと位置づけられる催しですが、全て市民
力、民間の力が結集することにより、にぎやかに、そして楽しく行われています。
市民みずからが発案し、これまでの傍観者の立場から実践者となり、役所に押しつけ
るのではなく、市民が主体的に実践するという動きです。
この動きをいわば三豊市モデルとして、市は支援し、後押ししていくべきであると考え
ております。

それぞれの立場からそれぞれが考え、行動することで、三豊をより魅力的で持続する
まちにしていきたいと考えております。

●質問2

この三豊市うらしまマラソン大会ですが、つい先日に実行委員会の反省会がありました。
多くの意見が出ましたけど、やはり通行規制の問題、特に詫間地区では高野とか塩生
の自治会、経面やマリンガーデン自治会、松崎地区では新浜西の一部や美浜自治会は
完全な通行どめとなり、さながら陸の孤島となったがゆえ、通行規制の周知について、
また当日でもなぜ通れないのかなど、非常に多くの問題が発生いたしました。

丸亀ハーフマラソンのような大きな大会では、四国新聞のような地方紙に通行規制の
広告を大会3日前に出すのが最も有効であるという話を聞きまして、この広告の費用
を含めた部分、大会運営は民間の資金でやりますけど、多額の予算も必要となりまし
たがゆえ、参加費や地元企業の協賛金で賄いましたが、この中で地元企業の協賛金、
これもうちはもう寄附がたくさん来るのでちょっとたくさんはできんのやと言われるところ
もあって、クラウドファンディングも含めて、ちょっと将来的に考えていかなきゃいけない
なというところの限界を、少し私、感じました。
このあたりをまちづくり推進隊が地域活性化事業の位置づけとして、マラソン大会の
事務局を受けてくれるような体制づくりというのも本当にお願いしたいところであります。

また、警察への道路使用許可の申請や消防団との協議とか調整など、消防本部とか
消防団ですね、特にこの協議とか調整などは、特に行政当局にしかできない部分と
いうのがあると思うんです。
このあたりは本当に市が率先して関与していただきたいと私は思うところであります。
今回のマラソン大会、ぜひ来年も開催してほしいという声が多いが上、行政職員も
この庁内にはマラソン自体にかかわっている職員も多くおりますので、ぜひ実行委員
のメンバーとなって、率先して動いていただきたいというふうに思います。
これはやはり民間でやるという、ちょっと限界を私、感じましたので、私の個人的感想
であります。

よかったことのメリットとして、ランナーの皆さんには、たくまシーマックスのタオルつき
の500円の入浴の施設割引というのをさせていただきましたが、これに20名以上の方
がマラソン後に御利用いただいております。
また、うどん店を初め、市内の飲食店もランナーが来てくれたよという報告がありました。
また、1.5キロの子供の部では、両親や祖父母までが、家族総出で応援に来られた方
がたくさんおられまして、これは本当にほのぼのとしてよかったんじゃないかと思います。

20キロの部を気持ちよく走らせていただいた方から、ちょっと私、メールをいただいたん
ですが、ここで御紹介したいと思いますが、運営の皆様、本当にありがとうございました。
20キロに足りないのも御愛嬌でいいと思います。
これ、実際は距離が20キロなくてお叱りもいただいたんですけど、そういうことを言って
いただいたり、この方、ランナーで走っていて、交通規制で大げんかしている人もいまし
たけど、手づくり感満載で、沿道の皆さんも慣れないふうな応援が大変うれしかったです
と、本当に心から皆さんが応援してくださり、励みになりました。
初めての大会で御苦労されたことでしょうが、とても素敵な大会で楽しめました。来年も
ぜひ開催をお願いいたしますと、私たちの不慣れな部分を評価して、手づくり感満載の
マラソン大会をよかったと言ってくれるランナーがいたことが、私はとてもうれしかった
ですし、実行委員のメンバーも励みになったと思います。
このあたり、大会会長として、横山市長、どうお考えでしょうか。再質問をいたします。

●答弁2(横山市長)

今回の本当にマラソン大会、私もほうぼうから言われておったんですが、なかなか実現
できなかったんですけども、よくもこういうことを、さまざまなものを突破して実現していた
だいたということで、敬意を表したいと思います。

ただ、市役所のほうも、これ、市民の皆様にはあわせて説明せないかんのですが、今
よりもさらに人数を削ろうとしております。職員人数は減る一方であります。
新たな職務もかなり出てきておりますので、職員の労働負荷というのも現実的な問題
として限界があるわけであります。

そういう中では、今回ボランティアとして市の職員がたくさん、私の想像以上に参加して、
さまざまな雑用をボランティアとして手伝っておったというのは、今からのあり方として
すばらしいのではないかと思っておりますので、こういったことは一つの見本としてやって
いきたいと思っています。

ただ、今、浜口議員が御指摘のようなことがありますので、まちづくり推進隊も全部7町
全てですけれども、まだ活動余力があるんでないかなと、これは口出ししてはいけない
んですけど、思っています。
だから、今回のそのノウハウの部分でまちづくり推進隊、あるいは実行委員会の間で
どこまでできるのかと、しかし、あるいはこれだけは行政に発言してもらいたいし、これ
だけは行動してもらいたいというようなところを少し整理していただいて、これは話し合い
のほうは話し合いの場面に出ますから、整理をして、いったい何がどうすればこの問題
点が解消できるのかということを話し合っていったらいいと思います。

全てを市に任すとか、全てをこっちに任せとかいうのでなくて、今回の経験を一つの一歩
として、次への具体的な、これはこうできないのかというような話し合いをされたらいかが
かと思っております。

●質問3

ありがとうございました。マラソン大会、本当によかったんですけど、平成20年3月22日に
香川用水調整池である宝山湖を周回する第1回三豊みかん・うどん健康マラソン大会が
開催されております。
この大会はその年3月中旬に完成した宝山湖の周回コースを利用して、参加者にマラ
ソンを通じて健康づくり、三豊市物産のミカン、うどんを食べていただき、市をPRすると
いう目的で開催をされております。

県内外から参加した1,000名の参加者が、それぞれの種目で力走した後、三野町大見
うどん同好会の手打ちうどんに舌鼓を打ち、平成21年度は第2回大会も開催されました
が、その後の開催というのがありません。
それが頭に残っている人が、これは第2回大会あるんですかねという心配の声を、みか
ん・うどん健康マラソンが2回で終わったので、そういう心配の声を最近非常にいただく
ことが多いんですが、これは私たち、民間の実行委員会がやっておりますので、この
経験を生かして、市長の言われるように、次に生かしてぜひ続けていきたいと私ども
実行委員は考えておりますけど、そのあたりどうでしょうか。

●答弁3(横山市長)

今回のマラソン大会の場合、市は補助金も出しておりません。
全部自分たちでやるという心意気で押し切っていっていただいとるわけですから、これは
非常に重要なところだと思うんです。
このモチベーションなしには、この行事というのは継続しないと思います。
ですから、あくまで皆さん方がやるぞというまず心意気があって、そして、これだけは、
この放送だけは市にしてもらいたいなとか、この根回しだけは市にやってよとかいうような
ところを具体的に言っていただくならば、我々のほうもいろんなところでその活動をお支え
することはできると思います。ただ、市がリードしてやると必ず続きません。

ですから、このやり方で、今回のやり方で市民自身でやるという方向は今後も継続して
いただきたいなと。
その中で何の部分をお手伝いすればいいかということを打ち合わせすればいいのでは
ないかと思います。


注)答弁は抜粋です。


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