2012年02月08日

次期ごみ処理施設の整備

昨日は「ごみ処理~委員会」の打ち合わせがありました。

ここでごみ処理関係を整理して、皆様にご報告いたします。

1.現行施設

現在の施設(三観広域クリーンセンター)は、三豊市単独で運営している。
現行の処理方法は、焼却方式(ストーカー炉)である。
平成25年3月31日をもって、土地の貸借期限が満了する予定。
(昭和58年12月12日に土地貸借契約を締結(30年間))
土地の貸借期限をもって施設の稼働を停止する。

2.時期ごみ処理施設の検討

(1)ごみ処理技術検討委員会
平成20年7月から約1年半にわたり、専門家の委員5名により、三豊市
にふさわしいごみ処理技術の検討を行った。

平成22年2月18日答申
・ごみは全て資源であるという認識
・資源が循環する持続的な地域社会の構築
・焼却処理を最小化するごみ処理システムの構築

(2)18分別の実施

平成20年10月から18分別体制に移行
・ごみの資源化への基礎

(3)理念(市長方針)

ごみはすべて資源である。
・土に帰せるものは極力帰す。
・CO₂の発生と化石燃料の使用を抑制する。
・次世代に良好な環境を引き継ぐことが私たちの使命である。

(4)特別委員会の設置

平成22年第2回定例市議会において「ごみ処理問題調査特別委員会」を設置
・時期ごみ処理施設の円滑な具体化に向けて検討を開始

(5)バイオマスタウン推進室の設置
平成22年10月1日、「家庭から出される燃えるごみはバイオマスである」
と捉え、バイオマスタウン構想により、これをエネルギーとして循環させると
いう考え方により、取り組むこととなった。

(6)三豊市次期ごみ処理方式に関する意向調査の実施
「ごみはすべて資源である」という方針の下、「技術は民にある」ことを前提に、
民間企業各社から具体的な技術提案を受け、ごみ処理技術に関する現実的な情報
を取り入れるための意向調査を実施。
平成22年12月6日から平成23年1月11日の間で実施し、県内外から7社
の応募があった。
その結果「固形燃料化と堆肥化」を組み合わせた方式が、時期ごみ処理方式の候補
として市長に報告された。

(7)実証実験

固形燃料化と堆肥化(トンネルコンポスト方式)が、我が国においては初めての方式
であったため提案者において実証実験が行われ、三豊市は第三者機関に委託して分析
を行った。
その結果が、平成23年8月31日に報告され、「概ね良好な発酵装置である」
との報告を受けた。

(8)処理方式と運営方法の提案

平成23年9月15日、市議会ごみ処理問題調査特別委員会に提案を行い、承認を
得た。(平成23年9月28日)

●処理方式 トンネルコンポスト方式(固形燃料原料及び肥料原料の製造)

●運営方法 民設民営を基本とする


(9)次期ごみ処理業務委託候補者募集

平成23年11月17日~平成24年1月17日、専門家5名によって組織する
審査委員会において審査を実施した結果、次の者が次期ごみ処理業務の委託候補
者として推薦された。

住所 観音寺市大野原町福田原241番地1
名称 株式会社エコマスター

今後は明日の委員会で、委託候補者推薦後の動きがあると思います。

それじゃあ
「トンネルコンポスト方式って何よ?」
という話しになると思いますが、「トンネルコンポスト方式」の
おおまかな概要は明日以降に・・・。

(ブログでも度々ご紹介はしておりますが・・・。)

御意見・ご感想はカキコミかメールでお願いします。

個人的にご連絡いただいてもかまいません。

hama2103_3104@yahoo.co.jp


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