2017年07月06日
「ほっこり堂 」さんへ
九州地方は豪雨災害もあり、行政視察をお願いしていた自治体にも迷惑が
かかるため、私達は延期で良かったのかも知れませんが、亡くなった方もおり、
改めて自然災害の恐ろしさを感じています。
それでも建設経済常任委員会のメンバーは、皆、予定も組んで行く気でしたし、
私も家業をこなしつつ、お昼には高瀬町「ほっこり堂」さんへ。

おいしくいただきました
。
「総務教育」と「民生」の委員会は、本日行政視察から戻られるようです。
かかるため、私達は延期で良かったのかも知れませんが、亡くなった方もおり、
改めて自然災害の恐ろしさを感じています。
それでも建設経済常任委員会のメンバーは、皆、予定も組んで行く気でしたし、
私も家業をこなしつつ、お昼には高瀬町「ほっこり堂」さんへ。
おいしくいただきました

「総務教育」と「民生」の委員会は、本日行政視察から戻られるようです。
2017年07月05日
カバン替えてます
本当からいないのだが、忙しい一日に。
バタバタした午前中、夕方には市役所へ。
台風は雨がすごく、水防本部も設置されましたが、大事にはならなかった様子。
良かったです。
議員になって、いや議員になる前から10年くらい使っていましたビジネスバッグを
替えてみました。
ネットでポイントも貯まって安かったですし、そろそろ替えてもいいかな~と思い、
気分転換です。
ただ、前みたいにたくさん物は入らないようで・・・。
それでも大切に使いたいと思います、はい。
前のやつ

サザビーのビジネスバッグはもう存在しません・・・。(発売中止に!)
新しいの


バタバタした午前中、夕方には市役所へ。
台風は雨がすごく、水防本部も設置されましたが、大事にはならなかった様子。
良かったです。
議員になって、いや議員になる前から10年くらい使っていましたビジネスバッグを
替えてみました。
ネットでポイントも貯まって安かったですし、そろそろ替えてもいいかな~と思い、
気分転換です。
ただ、前みたいにたくさん物は入らないようで・・・。
それでも大切に使いたいと思います、はい。
前のやつ
サザビーのビジネスバッグはもう存在しません・・・。(発売中止に!)
新しいの
2017年07月04日
行政視察が中止に!
昨日は「詫間地区慰霊祭」、夜には「詫間中学校PTA役員会・評議員会」で
体育祭等の反省・・・一日ドタバタしておりましたが、それもそのはず本日から
「建設経済常任委員会」の行政視察で熊本方面へ行く予定があり。
7月4~6日の予定でしたが、昨日夕方、委員長から電話があり、
「行政視察は台風のため、延期します」
との事。まさにドタキャンで、せっかく準備もしておりましたのに・・・ショックです
。
議員になって7年以上となりますが、行政視察のドタキャンも初めてかも。
予定では、朝8時の特急「しおかぜ」に乗り、九州新幹線で熊本へ。
耕作放棄地対策や市道認定状況・都市計マスタープランを視察する予定で、
玉名市や天草市を訪れる予定でありました。
それゆえ、三日間仕事します
。

昨日も近くの方からご連絡いただく。
自治会で私の名前が挙がったとか・・・選挙が近づくといろいろあるようです。
それでも議員も22名おりますし、いろいろな方を応援される方もいるでしょう。
私は「まじめに、ぶれずに、まっすぐに」行動するのみかと思います。
何も後ろ指さされる事はしておりませんけれども、私自身を応援していただく
方々を信じて、日々是精進したいと思います。
本当に「議員」という職業・・・いろいろな事があり過ぎかも???
体育祭等の反省・・・一日ドタバタしておりましたが、それもそのはず本日から
「建設経済常任委員会」の行政視察で熊本方面へ行く予定があり。
7月4~6日の予定でしたが、昨日夕方、委員長から電話があり、
「行政視察は台風のため、延期します」
との事。まさにドタキャンで、せっかく準備もしておりましたのに・・・ショックです

議員になって7年以上となりますが、行政視察のドタキャンも初めてかも。
予定では、朝8時の特急「しおかぜ」に乗り、九州新幹線で熊本へ。
耕作放棄地対策や市道認定状況・都市計マスタープランを視察する予定で、
玉名市や天草市を訪れる予定でありました。
それゆえ、三日間仕事します

昨日も近くの方からご連絡いただく。
自治会で私の名前が挙がったとか・・・選挙が近づくといろいろあるようです。
それでも議員も22名おりますし、いろいろな方を応援される方もいるでしょう。
私は「まじめに、ぶれずに、まっすぐに」行動するのみかと思います。
何も後ろ指さされる事はしておりませんけれども、私自身を応援していただく
方々を信じて、日々是精進したいと思います。
本当に「議員」という職業・・・いろいろな事があり過ぎかも???
2017年07月03日
第一分館「芸能まつり」へ
三豊市詫間町公民館第一分館「芸能まつり」へ。
毎年必ずご案内いただくが、7月になってからは2~3回目でしょうか。
多くの皆様の歌や演芸を見させていただき、本当に楽しみなイベントです。
私も下手な挨拶と、最後には歌も披露
・・・。



それにしても急に暑くなりましたねー。
皆様、体調にもお気を付け下さい。
週末はイベントもあり、バタバタしておりました。
それにしても昨晩の話題は、小池知事が率いる都民ファーストの会が大勝して
都議会第一党となり、自民党は過去最低の議席を下回り惨敗した事。
個人的には、自民党には驕りがあったのだと感じます。
ただ、都民ファーストの議員さんも今からがスタートですし、どっかの2期生みたいな
方達が出ないとも限りませんし、チエック機能を果たすべく「二元代表制」の本当の
意味を考えて行動していただく事を期待したいと思います。(個人的な見解)
今週も予定がびっしりと!!!
皆様、今週もまた一週間、頑張りましょう!
毎年必ずご案内いただくが、7月になってからは2~3回目でしょうか。
多くの皆様の歌や演芸を見させていただき、本当に楽しみなイベントです。
私も下手な挨拶と、最後には歌も披露

それにしても急に暑くなりましたねー。
皆様、体調にもお気を付け下さい。
週末はイベントもあり、バタバタしておりました。
それにしても昨晩の話題は、小池知事が率いる都民ファーストの会が大勝して
都議会第一党となり、自民党は過去最低の議席を下回り惨敗した事。
個人的には、自民党には驕りがあったのだと感じます。
ただ、都民ファーストの議員さんも今からがスタートですし、どっかの2期生みたいな
方達が出ないとも限りませんし、チエック機能を果たすべく「二元代表制」の本当の
意味を考えて行動していただく事を期待したいと思います。(個人的な見解)
今週も予定がびっしりと!!!
皆様、今週もまた一週間、頑張りましょう!
2017年07月02日
私の一般質問(大浜小学校)
二問目・・・こちらがメインと言っても過言ではない。
多くの方から反響いただきました、ありがとうございます。
2.大浜小学校の統廃合について
大浜小学校の統合のスケジュールと、今後の方針、幼稚園や跡地も含めた
計画を聞く。
●質問(浜口)
次に、大浜小学校の統廃合についてお聞きします。
平成28年12月15日付で、大浜小学校PTAは、平成29年度からの児童の学習
環境、学校生活環境について意見交換を行い、意見集約をした要望書を提出、
平成29年度から平成30年度を移行期間として考え、31年度4月より現在大浜小
学校へ通っている児童全員、これは今年度は19名の子供たちでありますけど、
詫間小学校へ転出することを保護者会で申し合わせをしました。
私も何人かに相談を受けましたが、これまでの保護者の心労や思いを酌み取
っていただき、苦渋の選択、判断をしたことをまず市当局に御理解いただきたいと
考えます。
南部が統合したのだから北部も早くやれという方が南部の方でいるらしいんです
が、全くもって心外で、統合して一つになるのと、現在ある大きな学校へ吸収統合
されるのでは大違いであるぞと、私も地元の市民や漁師などからお怒りの御意見
をいただき、全くもってそのとおりであると考えます。
この中で、要望事項にあった五つの点、交流事業などについて、児童の登下校
手段について、転入に当たっての就学補助について、大浜幼稚園保護者、地域
への説明について、緑の村管理センターについて、どのようなお考えかをお聞き
したいと思います。
交流授業については、松崎小学校との間で行われていたものを詫間小学校に
とし、児童の心理的負担などを軽減していただくことが一番であり、転入に当たっ
ての就学補助も、旧箱浦小学校と同じようにしてほしいと考えます。
また、児童の登校手段、現在約20名弱ぐらいいると言われているんですけど、
この20名弱が詫間小学校へ保護者の送迎やコミュニティバスより通学している点、
もちろん将来的に大浜小学校がなくなるという不安や詫間の保育所に通っていた
がゆえの友達の関係が構築され、校区外での通学者がほぼ全校児童数に匹敵
するほどいる中で、どちらの子も大浜地域の子として児童のコミュニティーを復活
させる登校手段は、どのようにお考えなのかもお聞きしたいと思います。
もちろん、詳細は今から立ち上がる地域協議会の中での話し合いということに
なろうかとは思いますが、2年という期間もあっという間であります。
本当に地域に根差した125年以上の歴史のある大浜小学校をこのままなくして
いいのか、特にこの地域は2校区が閉校となり、旧荘内村から小学校がなくなる
という点、町単位で小学校を考えても、山本・財田地区を除けば、高瀬の5校、
豊中の5校、三野町の3校よりも少ない、ある程度の人口規模はあるにもかかわ
らず、詫間町は小学校が2校体制となります。
つい先日、大浜小学校の運動会にも出席させていただきましたが、すがすが
しい晴天の中で、子供たちの一生懸命な姿が本当に印象的でありましたが、今
言った点で、どういった計画をお考えでしょうか。質問をいたします。
●答弁1(岡根淳二教育長)
浜口議員の御質問にお答えをいたします。
大浜小学校の統廃合についてでございますが、昨年12月に大浜小学校PTA
より平成31年度より大浜小学校へ通っている児童全員、詫間小学校等への転出
をすることを保護者会で申し合わせたとの要望書の提出がございました。
これまでの保護者の皆様の御心労を察するとともに、子供にとって適切な教育
環境を考え、御判断いただきましたことに敬意を表したいと思います。
教育委員会といたしましては、大浜小学校の保護者の皆様が希望されている
平成31年4月をめどとし、詫間小学校への統合準備を進めているところでござい
ます。
現在、大浜地区自治会長や民生委員、大浜小学校保護者、大浜幼稚園保護者、
校区外就学で詫間小学校へ通学している保護者の皆様に、平成31年4月に統合
することと、今後の統合までのスケジュールについて説明会を終え、今後は三豊
市立学校再編整備地域協議会規約に基づき、地域協議会の設立、統合準備会
での協議を重ね、平成31年4月にスムーズに統合できるよう準備を進めていき
たいと考えております。
議員御指摘の保護者の皆様からの要望につきましては、2月14日、大浜小学校
PTA会長宛て文書で回答をいたしてございます。
要望事項の1点目である交流事業でございますが、今年度は学校間での交流活
動の実施を考えておりまして、修学旅行、宿泊学習等を中心とした学校行事を主
とした交流を考えております。
30年度は交流事業を計画し、転校に伴う児童の心理的負担の軽減を図ってまい
ります。
2点目の、通学支援については、31年4月から旧箱浦小学校及び山本財田統合
小学校と同様に、スクールバスの運行が必要であると考えております。
しかしながら、将来的には利用者ニーズ、バス運転手の確保難、あるいはバス車
両の耐用年数等を踏まえ、コミュニティバスの利用も含めた通学支援のあり方を
検討する必要があると説明をさせていただいております。
3点目の、就学補助について、三豊市立学校再編整備に係る学生服等購入
補助金交付要綱に基づき就学補助を行う旨、説明をしてございます。
4点目の、大浜幼稚園については、平成29年5月1日現在で3歳児が1名、4歳
児が1名、5歳児が5名の7名の在籍となっております。30年3月末に5歳児が
卒園いたしますと、在籍が2名になる予定でございます。
三豊市立学校再編整備基本方針に、幼稚園については、小学校の再編整備に
あわせて協議を行うとありますように、幼稚園の保護者の皆様とも十分に協議を
進めていかなければならないと考えております。
最後に、緑の村管理センターの使用料についてでございますが、大浜地区の
子供たちのコミュニティーの再生を図るための活動と統合まで学校行事で使用
する場合は使用料免除となる旨、説明をしております。
その後の跡地利用につきましては、これまでの市内における跡地利用の状況
を地元自治会長等の皆様にまずは地域利用について考えていただいている
状況でございます。
地域の拠点だった場所を大事に生かすことを、今後の統合協議で並行して
検討していきたいと考えております。
●再質問(浜口)
ありがとうございます。
5月22日に、教育委員会が大浜校区の方と話し合いをしたようですが、この中
で次に向かってどういうこういう話もあったようですが、先ほど言われていました
コミュニティバス、スクールバスが将来的にコミュニティバスになるかもしれないし、
通学支援のあり方を検討したいというところが非常に不安に思われていまして、
コミュニティバスに乗っていかないかんのかなという不安がある保護者が大勢
いたと聞いております。
まずそういう不安な部分を、今から統合に向けての不安な部分がある中で、
いきなりコミュニティバスの話をするというのはちょっとどうなのかなと私は思い
ますから、そのあたり、きちんとしたフォローといいますか、話し合いをしていた
だきたく思います。
それと、この大浜小学校というのは、市内の粟島も含めた26校区の中で、唯一
小学校の避難場所の指定というのがありません。
というのは、これは緑の村管理センター使用料より大きな問題で、緑の村管理
センター自体が長年大浜小学校の屋内体育館として利用されてきました。
これは農林の補助の関係で、昭和55年に建設されておりますので、文科省の
耐震の対象にもならずに、平成22年1月の耐震診断値の値が0.3と、対策が
本当に必要になっておりますし、本来の大浜小学校の屋内体育館でないがゆえ
に、現在まで耐震化が放置されているという現状があります。
この緑の村管理センターを近くで見ると、クラックが、ひびですね、これが本当
にひどい部分が結構ありまして、これ、結構大浜の人に私も言われることも多い
です。
また、この建物のある場所が、高潮の浸水深1.2メートル以上、2.2未満の風水害
の可能性があるからだとも思いますが、今後も緑の村管理センターは閉校後も
利用するという予定があるのですから、と言いますか、地域から今後も継続したい
という要望があるというふうに聞いていますので、これ、どこかのタイミングでぜひ
耐震化をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
と言いますのは、この地区で避難所に指定されております荘内自然休養村セン
ター、これは詫間支所を補完する荘内浦島出張所が施設として存在しております
が、避難所としては、このキャパだけでは無理があるように思いますし、この荘内
自然休養村センター自体が昭和53年に建設されて、耐震診断がされておりません。
大浜地区の避難所は、先ほども言いましたように、市内で唯一、これは旧粟島、
箱浦、山本町、財田町の全ての小学校が避難場所の指定がありますのに、この
地域の施設自体耐震性がない避難所地域となりますから、このあたり、地域のため
に今、両施設または緑の村管理センターの耐震工事はぜひお願いしたいところです
が、どうでしょうか。
それと、大浜小学校のシンボルを当局は御存じでありますか。
ここには志々島に次ぐ運動場には大浜小学校のシンボルの大楠が植わっております。
これらの管理まで考えてください。
とてもすばらしい大楠なんですが、これらの伐採には入り口が狭くて、排水パイプの
ある場所を横切るために、鉄板を引いての作業となって、毎回一大工事をしている現状
があります。
これら閉校するために全く管理しないとなると、本当に地域の住民も嘆かれるとは思い
ますけど、どうでしょうか。
あと大浜学校給食センターですね。
こちらは平成11年に建設されたドライ方式で、200食の対応ができるすばらしい施設で
ありまして、旧箱浦小学校へも配送がされておりましたが、これもランチルームとともに
地域に開放をお願いしたいところであります。
もし開放ができないというのであれば、200食のドライ対応ですから、現在の松崎小学
校の児童数とか松崎幼稚園の園児数がゆうにカバーできますし、詫間中学校の3分の
2もカバーできる、補完する施設であることを知っておいていただきたいと思います。
子供の数が減り続ける中で、このセンターがドライ方式の比較的新しい施設であり、
ある程度の対応能力があり、センターとして利用可能であるということであります。
今あるものを有効に使うという点で利用できると認識されていますでしょうか、お聞き
いたします。
最後に幼稚園ですね。これらは基本方針によれば、小学校の閉校に準ずるとある
ようですが、先ほど教育長から答弁ありましたけど、私の母校である箱浦小学校の
場合は、幼稚園は先に休園して、小学校の閉校と同時のタイミングには園児が在籍
をしておりませんでした。
ここ大浜幼稚園には、現在は7名の園児がおりますので、今度少なくなると言われ
ましたが、今月または来月にも1人、移住希望者の入園があるという話も聞きました
し、将来的に幼稚園に行きたいという人がいるんですね。
幼稚園は幼稚園の保護者に納得いく説明をまずしていただきたいと思います。
その上で、教育委員会の方針として、幼稚園のバスを、これは走らせるかどうか、
非常にわからないというふうに私聞いたら言われたんですけど、大浜とか箱地区
からは、保護者が自家用車で幼稚園の場合は送迎しないといけなくなるんでしょうか。
幼稚園の保育料の無償化ですね。この保育料の無償化したことによって、詫間地区
の保育所から幼稚園へ行かせたいという半島の保護者が相談がありました。
また、移住者で、自転車やコミバスで行動しております車を持たない夫婦がおりま
して、ここも子供さんが生まれとるんですけど、将来入園したいという希望があるよう
で、この荘内半島を回る幼稚園バスというのも、希望する保護者がいるんでしたら
必要だと考えますけど、どうでしょうか。
何度も言いますけど、保育料の無償化しました関係で、詫間幼稚園に行きたいん
やけど、どうやって行けばいいんでしょうかと聞かれる、将来的なことですけど聞か
れることがありますので、非常に細かい点ですけど、お考え等を再質問いたします。
●答弁2(岡根淳二教育長)
質問が何点かございますけれども、まず、5月22日の説明会でございます。
初めにコミュニティバスありきということで説明を申し上げたわけではございません。
その席上でも、そういう視点も必要だなとおっしゃった方もいらっしゃったのも事実で
ございます。
ただ、そういうふうに不安をかき立てたのであれば、今後はもう少し慎重に御説明
を申し上げたいと思っております。
それから、給食センターの件でございますけれども、議員御案内のとおり、北部に
つきましては、一応全体を検討しておるということでございますので、その検討の中
で、これにつきましても御回答申し上げたいと思っております。
それから、3点目でございますけれども、箱浦幼稚園の場合には、小学校より1年
前に確かに閉じてございます。
これは本年度の園児数で、先ほど答弁をさせていただいたわけですから、今のまま
であれば2名になるということでございます。議員御指摘のとおり、この後、転入の
御家族、あるいは子供さんが入れば、それはまた検討しなければならない。
要するに、今後、その幼児数の推移を見守りながら対応していかなければいけない
のではないかなと思ってございます。
それから、最後、要するに自動車を運転できない方というんでしょうか、この方々に
対しては、御案内のとおりでございますけれども、豊中幼稚園でスクールバスを運用
してございます。
ですので、豊中、あるいは山本、あるいは大浜、こういうあたりのところ、市全体の
スクールバスのあり方を今後検討する、もう時期に来ているのではないかなと考えて
ございます。ただ、御質問のように、車の免許がない、有していない場合については、
切り捨てるということではなくて、柔軟に考えていきたいと思っております。
この点につきましても、保護者の皆様と十分に協議をしてまいりたいと思っております。
最後、緑の村管理センターの耐震化、あるいは学校、地域のシンボルである大楠の
扱いでございますが、これについては、今後の跡地利用及び統合協議、これと並行
しながら地域の皆様と一緒に検討してまいりたいと考えております。
●再々質問(浜口)
細かい点をたくさん言いまして、全て答弁いただきましてありがとうございます。
再々質問ですが、私が子供のころは、紫雲出緑の少年団というのが結成されまして、
小学校5・6年生になると、緑のキャップをいただき、大浜・箱浦小学校の児童が一丸
となって紫雲出山の野鳥の巣箱設置や紫雲出山の清掃などに出かけていったことを
非常になつかしく思い出しました。
5年生になると緑のキャップをいただいて紫雲出山に行けるようになるというのが、
非常に子供心にうれしかったことを覚えております。
それらも、閉校といいますか、児童数の減少によりできなくなっていますので、半島の
自然環境を守るという点、子供たちに自然の大切さを教えるという点でも、どうお考え
かもお聞きしたいというところであります。
地域から小学校がなくなる重要性を知っていただきたく思いますが、本当に半島の
2校区、特に旧荘内村から学校が消滅することは残念でなりませんが、私の母校で
ある箱浦小学校は三豊市の先陣を切って並行し、今まで私も備品関係とか校章の
入った校旗モニュメントをつくってほしいなど、過去にいろんな一般質問をさせていた
だきました。
非常にありがたいことに、箱浦小学校の校旗も、先日ちょっと見にいったんですけど、
詫間小学校の屋内体育館の左側に飾られてありまして、まさに入学式や卒業式を
初めとしたイベント時には必ず目につき、児童たちの心の支えとか、精神的な安心感
を植えつけていると考えます。
これには教育委員会、市当局に敬意を表したいとは思いますが、同じように大浜
小学校の校旗のモニュメントのほうをお願いしたいところであります。
また、施設自体は大浜、箱校区を一体と考えた旧荘内村鎮守の森、歴史のある
船越八幡宮も含めた地域の自然の中でシンボル的な施設とする必要があるかと
思います。
保護者、地域が決めたこととはいえ、やはり学校がなくなるのですから、それ以上に、
私が言ったような市民の要望というのは検討していただきたいと思いますし、今、
この荘内半島は、本当にいろんな場所で、桜まつりもたくさん来られていましたが、
カフェとかオリーブ農園とか宿泊施設、外国人も結構来られております。
オートキャンプ場とか短期滞在施設、レストランなんかも今後計画がありまして、
本当に荘内半島にも若い方の大きな観光の動きがありまして、民泊関係も少し
ずつ成果が出ている中で、この大浜小学校の跡地がどのようになるのかという点は、
本当に地域住民の気になるところであります。
海あり山ありで、大学や高校の合宿所としては最適な施設ではないかと、最近、
大浜小学校の跡地の提案を地域の方とかからもいただくこともあります。
このあたりは民間企業へのPRをお願いしたいところでありますが、市長も行政トップ
として、荘内半島の跡地利用、学校を核とした新たな地域コミュニティーの拠点施設
としての整備をお願いする中で、荘内2校区が閉校となり、マイナスとなっている
部分をこの跡地の利用でプラスとなるよう、ぜひ地元のことをお考えいただきたいと
思いますが、どうでしょうか。
また、先ほどの質問の中で、子育て支援をうたうのならば、半島の保育料無償化
に伴う幼稚園バスも検討してください。
そのあたりの前向きな答弁を教育長と市長にお願いしたいと思います。
●答弁3(岡根淳二教育長)
大変熱い御質問だと思います。
それで、先ほどの緑の少年団のことでございますが、よくわかりますし、今実際には
大浜小学校に在籍している子供たちがおります。
あるいは、詫間小学校へ通ってはおりますけれども、大浜に住んでいる子供たちが
います。
議員さんの、あの自然の豊かさと言いましょうか、これを本当に子供たちに語り継い
でいくということでございますので、非常に小さな例でございますけれども、大浜小学
校で本年秋に学校給食の研究発表会を持っております。
この取り組みの中で、当然大浜の自然にも触れますし、大浜にある地域の素材を使う、
あるいは地域の方々にかつての料理等を、これを指導していただく。
そういう中で子供たちの大浜に対する思いというんでしょうか、誇りというんでしょうか、
そういうものがきっと発表されることだと思っております。
それから、跡地利用につきましては、私は十分なことはお答えできないんですけれ
ども、確かに今さまざまな取り組みやこれからの計画もいろいろあるようでございます
ので、繰り返しになってしまうんですけれども、とにかく統合協議ですか、この場がもう
一番大切になってくると思いますので、ここで一体どういうアイデアが出てくるか、慎重
に、こちらのほうも御提案できることがあればお話をしていくということでございます。
以上です。
●答弁3(横山忠始市長)
浜口議員の御質問の大浜小学校の統合ということですけれども、これは御指摘を
待つまでもなく、地域の皆様方の心情は痛いほど理解できるつもりではあります。
特に荘内村は、歴史から言えば、本当にこの地域では最も古くから栄えておった地域
でありますので、そういう意味で言えば、地域の誇り等も十分に認識いたしております。
ですから、今回、こういう地域で御英断をされたということになった上は、教育委員会
においては、子供たちがスムーズに仲良くなれるように、あらゆる手段を考えていただ
きたいというふうに思っております。
先行した統合校では、お話のように、これは俗に言う一つになったわけですけれども、
子供たちは非常に笑顔がふえて、充実した状況ではなかろうかと思っております。
ですから、うまくスムーズに合併ができれば、子供たちにとっての教育効果はあると、
これは確信をいたしております。
ただ、地域にとりましては、繰り返しますが、本当に大きな拠点がなくなるわけです
から、この跡地問題につきましては、政策部を中心に、また地域の皆様方もお許しを
いただけるのなら、いろんなお話し合いを重ねながら、我々のところに来る情報も提供
して、いい形のものをまた考えていければというふうに思っておりますので、御理解を
いただけたらと思います。
以上です。

この質問、浜口さんらしい、いい質問でした~と皆さんからお褒めいただきました。
本当に嬉しく思いますが、荘内半島出身の唯一の議員として、いろいろ考える事
も多いですが、三豊市全体を考えていく「市議」の重要性も感じております毎日です。
(W君、粟島や半島振興も一緒に考えて行動して行きませんかっ!)
皆様のご意見もお聞かせ下さい。
hama2103_3104@yahoo.co.jp
多くの方から反響いただきました、ありがとうございます。
2.大浜小学校の統廃合について
大浜小学校の統合のスケジュールと、今後の方針、幼稚園や跡地も含めた
計画を聞く。
●質問(浜口)
次に、大浜小学校の統廃合についてお聞きします。
平成28年12月15日付で、大浜小学校PTAは、平成29年度からの児童の学習
環境、学校生活環境について意見交換を行い、意見集約をした要望書を提出、
平成29年度から平成30年度を移行期間として考え、31年度4月より現在大浜小
学校へ通っている児童全員、これは今年度は19名の子供たちでありますけど、
詫間小学校へ転出することを保護者会で申し合わせをしました。
私も何人かに相談を受けましたが、これまでの保護者の心労や思いを酌み取
っていただき、苦渋の選択、判断をしたことをまず市当局に御理解いただきたいと
考えます。
南部が統合したのだから北部も早くやれという方が南部の方でいるらしいんです
が、全くもって心外で、統合して一つになるのと、現在ある大きな学校へ吸収統合
されるのでは大違いであるぞと、私も地元の市民や漁師などからお怒りの御意見
をいただき、全くもってそのとおりであると考えます。
この中で、要望事項にあった五つの点、交流事業などについて、児童の登下校
手段について、転入に当たっての就学補助について、大浜幼稚園保護者、地域
への説明について、緑の村管理センターについて、どのようなお考えかをお聞き
したいと思います。
交流授業については、松崎小学校との間で行われていたものを詫間小学校に
とし、児童の心理的負担などを軽減していただくことが一番であり、転入に当たっ
ての就学補助も、旧箱浦小学校と同じようにしてほしいと考えます。
また、児童の登校手段、現在約20名弱ぐらいいると言われているんですけど、
この20名弱が詫間小学校へ保護者の送迎やコミュニティバスより通学している点、
もちろん将来的に大浜小学校がなくなるという不安や詫間の保育所に通っていた
がゆえの友達の関係が構築され、校区外での通学者がほぼ全校児童数に匹敵
するほどいる中で、どちらの子も大浜地域の子として児童のコミュニティーを復活
させる登校手段は、どのようにお考えなのかもお聞きしたいと思います。
もちろん、詳細は今から立ち上がる地域協議会の中での話し合いということに
なろうかとは思いますが、2年という期間もあっという間であります。
本当に地域に根差した125年以上の歴史のある大浜小学校をこのままなくして
いいのか、特にこの地域は2校区が閉校となり、旧荘内村から小学校がなくなる
という点、町単位で小学校を考えても、山本・財田地区を除けば、高瀬の5校、
豊中の5校、三野町の3校よりも少ない、ある程度の人口規模はあるにもかかわ
らず、詫間町は小学校が2校体制となります。
つい先日、大浜小学校の運動会にも出席させていただきましたが、すがすが
しい晴天の中で、子供たちの一生懸命な姿が本当に印象的でありましたが、今
言った点で、どういった計画をお考えでしょうか。質問をいたします。
●答弁1(岡根淳二教育長)
浜口議員の御質問にお答えをいたします。
大浜小学校の統廃合についてでございますが、昨年12月に大浜小学校PTA
より平成31年度より大浜小学校へ通っている児童全員、詫間小学校等への転出
をすることを保護者会で申し合わせたとの要望書の提出がございました。
これまでの保護者の皆様の御心労を察するとともに、子供にとって適切な教育
環境を考え、御判断いただきましたことに敬意を表したいと思います。
教育委員会といたしましては、大浜小学校の保護者の皆様が希望されている
平成31年4月をめどとし、詫間小学校への統合準備を進めているところでござい
ます。
現在、大浜地区自治会長や民生委員、大浜小学校保護者、大浜幼稚園保護者、
校区外就学で詫間小学校へ通学している保護者の皆様に、平成31年4月に統合
することと、今後の統合までのスケジュールについて説明会を終え、今後は三豊
市立学校再編整備地域協議会規約に基づき、地域協議会の設立、統合準備会
での協議を重ね、平成31年4月にスムーズに統合できるよう準備を進めていき
たいと考えております。
議員御指摘の保護者の皆様からの要望につきましては、2月14日、大浜小学校
PTA会長宛て文書で回答をいたしてございます。
要望事項の1点目である交流事業でございますが、今年度は学校間での交流活
動の実施を考えておりまして、修学旅行、宿泊学習等を中心とした学校行事を主
とした交流を考えております。
30年度は交流事業を計画し、転校に伴う児童の心理的負担の軽減を図ってまい
ります。
2点目の、通学支援については、31年4月から旧箱浦小学校及び山本財田統合
小学校と同様に、スクールバスの運行が必要であると考えております。
しかしながら、将来的には利用者ニーズ、バス運転手の確保難、あるいはバス車
両の耐用年数等を踏まえ、コミュニティバスの利用も含めた通学支援のあり方を
検討する必要があると説明をさせていただいております。
3点目の、就学補助について、三豊市立学校再編整備に係る学生服等購入
補助金交付要綱に基づき就学補助を行う旨、説明をしてございます。
4点目の、大浜幼稚園については、平成29年5月1日現在で3歳児が1名、4歳
児が1名、5歳児が5名の7名の在籍となっております。30年3月末に5歳児が
卒園いたしますと、在籍が2名になる予定でございます。
三豊市立学校再編整備基本方針に、幼稚園については、小学校の再編整備に
あわせて協議を行うとありますように、幼稚園の保護者の皆様とも十分に協議を
進めていかなければならないと考えております。
最後に、緑の村管理センターの使用料についてでございますが、大浜地区の
子供たちのコミュニティーの再生を図るための活動と統合まで学校行事で使用
する場合は使用料免除となる旨、説明をしております。
その後の跡地利用につきましては、これまでの市内における跡地利用の状況
を地元自治会長等の皆様にまずは地域利用について考えていただいている
状況でございます。
地域の拠点だった場所を大事に生かすことを、今後の統合協議で並行して
検討していきたいと考えております。
●再質問(浜口)
ありがとうございます。
5月22日に、教育委員会が大浜校区の方と話し合いをしたようですが、この中
で次に向かってどういうこういう話もあったようですが、先ほど言われていました
コミュニティバス、スクールバスが将来的にコミュニティバスになるかもしれないし、
通学支援のあり方を検討したいというところが非常に不安に思われていまして、
コミュニティバスに乗っていかないかんのかなという不安がある保護者が大勢
いたと聞いております。
まずそういう不安な部分を、今から統合に向けての不安な部分がある中で、
いきなりコミュニティバスの話をするというのはちょっとどうなのかなと私は思い
ますから、そのあたり、きちんとしたフォローといいますか、話し合いをしていた
だきたく思います。
それと、この大浜小学校というのは、市内の粟島も含めた26校区の中で、唯一
小学校の避難場所の指定というのがありません。
というのは、これは緑の村管理センター使用料より大きな問題で、緑の村管理
センター自体が長年大浜小学校の屋内体育館として利用されてきました。
これは農林の補助の関係で、昭和55年に建設されておりますので、文科省の
耐震の対象にもならずに、平成22年1月の耐震診断値の値が0.3と、対策が
本当に必要になっておりますし、本来の大浜小学校の屋内体育館でないがゆえ
に、現在まで耐震化が放置されているという現状があります。
この緑の村管理センターを近くで見ると、クラックが、ひびですね、これが本当
にひどい部分が結構ありまして、これ、結構大浜の人に私も言われることも多い
です。
また、この建物のある場所が、高潮の浸水深1.2メートル以上、2.2未満の風水害
の可能性があるからだとも思いますが、今後も緑の村管理センターは閉校後も
利用するという予定があるのですから、と言いますか、地域から今後も継続したい
という要望があるというふうに聞いていますので、これ、どこかのタイミングでぜひ
耐震化をお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
と言いますのは、この地区で避難所に指定されております荘内自然休養村セン
ター、これは詫間支所を補完する荘内浦島出張所が施設として存在しております
が、避難所としては、このキャパだけでは無理があるように思いますし、この荘内
自然休養村センター自体が昭和53年に建設されて、耐震診断がされておりません。
大浜地区の避難所は、先ほども言いましたように、市内で唯一、これは旧粟島、
箱浦、山本町、財田町の全ての小学校が避難場所の指定がありますのに、この
地域の施設自体耐震性がない避難所地域となりますから、このあたり、地域のため
に今、両施設または緑の村管理センターの耐震工事はぜひお願いしたいところです
が、どうでしょうか。
それと、大浜小学校のシンボルを当局は御存じでありますか。
ここには志々島に次ぐ運動場には大浜小学校のシンボルの大楠が植わっております。
これらの管理まで考えてください。
とてもすばらしい大楠なんですが、これらの伐採には入り口が狭くて、排水パイプの
ある場所を横切るために、鉄板を引いての作業となって、毎回一大工事をしている現状
があります。
これら閉校するために全く管理しないとなると、本当に地域の住民も嘆かれるとは思い
ますけど、どうでしょうか。
あと大浜学校給食センターですね。
こちらは平成11年に建設されたドライ方式で、200食の対応ができるすばらしい施設で
ありまして、旧箱浦小学校へも配送がされておりましたが、これもランチルームとともに
地域に開放をお願いしたいところであります。
もし開放ができないというのであれば、200食のドライ対応ですから、現在の松崎小学
校の児童数とか松崎幼稚園の園児数がゆうにカバーできますし、詫間中学校の3分の
2もカバーできる、補完する施設であることを知っておいていただきたいと思います。
子供の数が減り続ける中で、このセンターがドライ方式の比較的新しい施設であり、
ある程度の対応能力があり、センターとして利用可能であるということであります。
今あるものを有効に使うという点で利用できると認識されていますでしょうか、お聞き
いたします。
最後に幼稚園ですね。これらは基本方針によれば、小学校の閉校に準ずるとある
ようですが、先ほど教育長から答弁ありましたけど、私の母校である箱浦小学校の
場合は、幼稚園は先に休園して、小学校の閉校と同時のタイミングには園児が在籍
をしておりませんでした。
ここ大浜幼稚園には、現在は7名の園児がおりますので、今度少なくなると言われ
ましたが、今月または来月にも1人、移住希望者の入園があるという話も聞きました
し、将来的に幼稚園に行きたいという人がいるんですね。
幼稚園は幼稚園の保護者に納得いく説明をまずしていただきたいと思います。
その上で、教育委員会の方針として、幼稚園のバスを、これは走らせるかどうか、
非常にわからないというふうに私聞いたら言われたんですけど、大浜とか箱地区
からは、保護者が自家用車で幼稚園の場合は送迎しないといけなくなるんでしょうか。
幼稚園の保育料の無償化ですね。この保育料の無償化したことによって、詫間地区
の保育所から幼稚園へ行かせたいという半島の保護者が相談がありました。
また、移住者で、自転車やコミバスで行動しております車を持たない夫婦がおりま
して、ここも子供さんが生まれとるんですけど、将来入園したいという希望があるよう
で、この荘内半島を回る幼稚園バスというのも、希望する保護者がいるんでしたら
必要だと考えますけど、どうでしょうか。
何度も言いますけど、保育料の無償化しました関係で、詫間幼稚園に行きたいん
やけど、どうやって行けばいいんでしょうかと聞かれる、将来的なことですけど聞か
れることがありますので、非常に細かい点ですけど、お考え等を再質問いたします。
●答弁2(岡根淳二教育長)
質問が何点かございますけれども、まず、5月22日の説明会でございます。
初めにコミュニティバスありきということで説明を申し上げたわけではございません。
その席上でも、そういう視点も必要だなとおっしゃった方もいらっしゃったのも事実で
ございます。
ただ、そういうふうに不安をかき立てたのであれば、今後はもう少し慎重に御説明
を申し上げたいと思っております。
それから、給食センターの件でございますけれども、議員御案内のとおり、北部に
つきましては、一応全体を検討しておるということでございますので、その検討の中
で、これにつきましても御回答申し上げたいと思っております。
それから、3点目でございますけれども、箱浦幼稚園の場合には、小学校より1年
前に確かに閉じてございます。
これは本年度の園児数で、先ほど答弁をさせていただいたわけですから、今のまま
であれば2名になるということでございます。議員御指摘のとおり、この後、転入の
御家族、あるいは子供さんが入れば、それはまた検討しなければならない。
要するに、今後、その幼児数の推移を見守りながら対応していかなければいけない
のではないかなと思ってございます。
それから、最後、要するに自動車を運転できない方というんでしょうか、この方々に
対しては、御案内のとおりでございますけれども、豊中幼稚園でスクールバスを運用
してございます。
ですので、豊中、あるいは山本、あるいは大浜、こういうあたりのところ、市全体の
スクールバスのあり方を今後検討する、もう時期に来ているのではないかなと考えて
ございます。ただ、御質問のように、車の免許がない、有していない場合については、
切り捨てるということではなくて、柔軟に考えていきたいと思っております。
この点につきましても、保護者の皆様と十分に協議をしてまいりたいと思っております。
最後、緑の村管理センターの耐震化、あるいは学校、地域のシンボルである大楠の
扱いでございますが、これについては、今後の跡地利用及び統合協議、これと並行
しながら地域の皆様と一緒に検討してまいりたいと考えております。
●再々質問(浜口)
細かい点をたくさん言いまして、全て答弁いただきましてありがとうございます。
再々質問ですが、私が子供のころは、紫雲出緑の少年団というのが結成されまして、
小学校5・6年生になると、緑のキャップをいただき、大浜・箱浦小学校の児童が一丸
となって紫雲出山の野鳥の巣箱設置や紫雲出山の清掃などに出かけていったことを
非常になつかしく思い出しました。
5年生になると緑のキャップをいただいて紫雲出山に行けるようになるというのが、
非常に子供心にうれしかったことを覚えております。
それらも、閉校といいますか、児童数の減少によりできなくなっていますので、半島の
自然環境を守るという点、子供たちに自然の大切さを教えるという点でも、どうお考え
かもお聞きしたいというところであります。
地域から小学校がなくなる重要性を知っていただきたく思いますが、本当に半島の
2校区、特に旧荘内村から学校が消滅することは残念でなりませんが、私の母校で
ある箱浦小学校は三豊市の先陣を切って並行し、今まで私も備品関係とか校章の
入った校旗モニュメントをつくってほしいなど、過去にいろんな一般質問をさせていた
だきました。
非常にありがたいことに、箱浦小学校の校旗も、先日ちょっと見にいったんですけど、
詫間小学校の屋内体育館の左側に飾られてありまして、まさに入学式や卒業式を
初めとしたイベント時には必ず目につき、児童たちの心の支えとか、精神的な安心感
を植えつけていると考えます。
これには教育委員会、市当局に敬意を表したいとは思いますが、同じように大浜
小学校の校旗のモニュメントのほうをお願いしたいところであります。
また、施設自体は大浜、箱校区を一体と考えた旧荘内村鎮守の森、歴史のある
船越八幡宮も含めた地域の自然の中でシンボル的な施設とする必要があるかと
思います。
保護者、地域が決めたこととはいえ、やはり学校がなくなるのですから、それ以上に、
私が言ったような市民の要望というのは検討していただきたいと思いますし、今、
この荘内半島は、本当にいろんな場所で、桜まつりもたくさん来られていましたが、
カフェとかオリーブ農園とか宿泊施設、外国人も結構来られております。
オートキャンプ場とか短期滞在施設、レストランなんかも今後計画がありまして、
本当に荘内半島にも若い方の大きな観光の動きがありまして、民泊関係も少し
ずつ成果が出ている中で、この大浜小学校の跡地がどのようになるのかという点は、
本当に地域住民の気になるところであります。
海あり山ありで、大学や高校の合宿所としては最適な施設ではないかと、最近、
大浜小学校の跡地の提案を地域の方とかからもいただくこともあります。
このあたりは民間企業へのPRをお願いしたいところでありますが、市長も行政トップ
として、荘内半島の跡地利用、学校を核とした新たな地域コミュニティーの拠点施設
としての整備をお願いする中で、荘内2校区が閉校となり、マイナスとなっている
部分をこの跡地の利用でプラスとなるよう、ぜひ地元のことをお考えいただきたいと
思いますが、どうでしょうか。
また、先ほどの質問の中で、子育て支援をうたうのならば、半島の保育料無償化
に伴う幼稚園バスも検討してください。
そのあたりの前向きな答弁を教育長と市長にお願いしたいと思います。
●答弁3(岡根淳二教育長)
大変熱い御質問だと思います。
それで、先ほどの緑の少年団のことでございますが、よくわかりますし、今実際には
大浜小学校に在籍している子供たちがおります。
あるいは、詫間小学校へ通ってはおりますけれども、大浜に住んでいる子供たちが
います。
議員さんの、あの自然の豊かさと言いましょうか、これを本当に子供たちに語り継い
でいくということでございますので、非常に小さな例でございますけれども、大浜小学
校で本年秋に学校給食の研究発表会を持っております。
この取り組みの中で、当然大浜の自然にも触れますし、大浜にある地域の素材を使う、
あるいは地域の方々にかつての料理等を、これを指導していただく。
そういう中で子供たちの大浜に対する思いというんでしょうか、誇りというんでしょうか、
そういうものがきっと発表されることだと思っております。
それから、跡地利用につきましては、私は十分なことはお答えできないんですけれ
ども、確かに今さまざまな取り組みやこれからの計画もいろいろあるようでございます
ので、繰り返しになってしまうんですけれども、とにかく統合協議ですか、この場がもう
一番大切になってくると思いますので、ここで一体どういうアイデアが出てくるか、慎重
に、こちらのほうも御提案できることがあればお話をしていくということでございます。
以上です。
●答弁3(横山忠始市長)
浜口議員の御質問の大浜小学校の統合ということですけれども、これは御指摘を
待つまでもなく、地域の皆様方の心情は痛いほど理解できるつもりではあります。
特に荘内村は、歴史から言えば、本当にこの地域では最も古くから栄えておった地域
でありますので、そういう意味で言えば、地域の誇り等も十分に認識いたしております。
ですから、今回、こういう地域で御英断をされたということになった上は、教育委員会
においては、子供たちがスムーズに仲良くなれるように、あらゆる手段を考えていただ
きたいというふうに思っております。
先行した統合校では、お話のように、これは俗に言う一つになったわけですけれども、
子供たちは非常に笑顔がふえて、充実した状況ではなかろうかと思っております。
ですから、うまくスムーズに合併ができれば、子供たちにとっての教育効果はあると、
これは確信をいたしております。
ただ、地域にとりましては、繰り返しますが、本当に大きな拠点がなくなるわけです
から、この跡地問題につきましては、政策部を中心に、また地域の皆様方もお許しを
いただけるのなら、いろんなお話し合いを重ねながら、我々のところに来る情報も提供
して、いい形のものをまた考えていければというふうに思っておりますので、御理解を
いただけたらと思います。
以上です。
この質問、浜口さんらしい、いい質問でした~と皆さんからお褒めいただきました。
本当に嬉しく思いますが、荘内半島出身の唯一の議員として、いろいろ考える事
も多いですが、三豊市全体を考えていく「市議」の重要性も感じております毎日です。
(W君、粟島や半島振興も一緒に考えて行動して行きませんかっ!)
皆様のご意見もお聞かせ下さい。
hama2103_3104@yahoo.co.jp
2017年07月01日
私の一般質問(交通アクセス)
私の30回目の一般質問は、2問でした。
1.交通アクセスについて
賑わい創出施設を成功させるためには、交通アクセスの改善が不可欠と考える。
さぬき浜街道の多度津町残り区間への早期完成働きかけや、その他詫間地区
幹線道路網、JR等も含めた交通アクセスを整備する必要があると考えるが、
当局の考えを聞きたい。
2.大浜小学校の統廃合について
大浜小学校の統合のスケジュールと、今後の方針、幼稚園や跡地も含めた
計画を聞く。
一問目。
●質問1(浜口恭行君)
4番、清風会、浜口恭行です。通告により一般質問をさせていただきます。
初めに、交通アクセスについて、特に北部詫間町方面についての全般をお聞き
いたします。
民間主導で進められていた水族館を核とした詫間港周辺地区にぎわい創造事業
について、民間業者の応募がなかったがゆえ、水族館建設を断念すると発表され
ましたことは本当に残念な結果となり、今後は水族館以外を核に事業を継続する
という方向性も発表されました中で、なぜ応募がなかったのかという点での原因も
考え、検証する必要もあるかと思います。
民間企業などは、本当に真剣なシミュレーションをすると思います。
その上で応募がなかった点を考えると、次の段階として、コンサル云々よりも具体
的にこの地域をどうやってにぎわいの創出をしていくかを民間企業と一緒に考え、
市当局としても一緒になってできることを取り組んでいく必要性を感じます。
その中で、私は交通アクセスの問題も原因の一つに考えられるのではないかと
考えます。
特に、市内詫間町の幹線道路はもちろん、多度津町方面のさぬき浜街道や鳥坂
インターからのアクセス道路、将来的にはJRの複線化やJR駅の整備・活性化や
海上輸送までを含めた総合的な交通アクセスの整備、また、コミュニティバスも含
めた総合的な地域公共交通網の整備を行わないと、にぎわい創出事業の民間投
資が進められないのではないかと思います。
そうしないと、今後もまた民間企業の応募がないのではないかという点、市民に
本当によく聞かれますし、当該地への交通アクセスやあの場所での立地について
非常に市民が危惧している点、にぎわい創出事業を真に事業化されるに当たって
の市当局の交通アクセスなどの取り組みをお聞きしたいと思いますので、よろしく
お願いします。
●答弁1(横山忠始市長)
それでは、浜口議員の御質問にお答えを申し上げます。
水族館を必置として、それを核とする詫間港周辺地区にぎわい創造事業につき
ましては、事業者からの応募がなかったため残念な結果に終わりました。
現在は、その結果について検証しているところではありますが、にぎわい創造事業
は継続しておりますので、今後は市民の皆様に御報告するとともに、御意見をお伺
いし、あわせて公募中にさまざまな御意見をいただき、参画に興味を示していただ
いていた事業者を中心にヒアリングを行う予定としております。
御指摘の交通インフラ整備は、にぎわい創造のみならず、地域にとって重要な課
題であります。
特にさぬき浜街道や鳥坂インターからのアクセス道路につきましては、東方面から
三豊市への流入アクセスであり、住民の生活利便性の向上はもとより、工業団地の
活性化、観光交流人口の増加等の観点により、将来的な需要を予測する中で整備
を行う必要があると考えております。
特に、三豊市内の課題といたしましては、鳥坂インターからのアクセス道路を中心
に、香川県や地域住民の皆様とも協議・連携を密にしながら、着実に進めていく必要
があり、電車やコミュニティバスなどの公共交通機関につきましても、市民及び来訪者
の利便性が向上するよう、JRなどの関係機関と協議を行っていく必要があると考えて
おります。
いずれにいたしましても、地域の活性化を図っていくためには、海上交通ネットワーク
の構築などもあわせて、地域全体で総合的な交通政策の検討を行ってまいりたいと考
えております。
●質問2(浜口)
○4番(浜口恭行君) ありがとうございます。
鳥坂インターからのアクセスというところでは、個々に聞いていきますが、松崎東のとこ
ろ、県の工事、ぜひ進めていただきたいとは思うんですが、実は県道でどうしても同意が
得られないところが詫間町松崎の岩崎病院の前にもあります。
子供たちが通学していますけど、2車線から1車線になりますから、ガードレールがあるん
ですが、本当に交通事故があるのじゃないかなと危なく思うのと同時に、地域の交通パト
ロールの方も実施をしていただきまして、頭が下がるのと同時に、にぎわい施設ができれ
ば、ここは必ず混雑するだろうなと思うところです。
また、多度津区間は、浜街道は他町ですけど、この浜街道というのは、にぎわい創出と
同時に三豊北部の市民にとっての通勤通学の大動脈でもあります。
2車線区間が終わる多度津町の白方地区は、朝夕は車のラッシュとなり、必ず渋滞して
いますし、この付近のトンネル工事がいつになるのかと私も聞かれることも本当に多いで
すから、ぜひ県への働きかけをお願いしたいところであります。
また、地域の公共交通を考えれば、交通アクセスの拠点となるJRの複線化も将来的に
は対応を検討いただきたいですし、JRに働きかけをお願いしたいと思うんですけど、まず
ソフト面でできることを考えれば、交通系のICカード、この地域公共交通再編事業により
まして検討するべきだと考えますが、現在はこのICカード自体がJR高松駅から多度津駅
までしか使えておりません。
例えば、観光客とか移住希望者でも、県内で宿泊して、高松駅や丸亀駅から三豊市へ
訪れる方がおります。
もちろん相互利用できますからICカードで入場しますが、詫間駅とか高瀬駅にはICカード
の機械自体がありませんので、おりるときに入場した駅を言っていただいて現金精算をす
るという、都市部では考えられない手間がかかっております。
その上で、後日にICカードの使える駅で入場の取り消しをしていただく手間もかかって
いるんですけど、いまや普通に観光客や移住希望者もICカードを持ってくる時代ですから、
この駅だけ現金で切符を買ってくださいとか、逆に、先日、三豊市はICカードも使えない町
なんですね~と移住の希望者に指摘され、本当に恥ずかしく思いました。
これなんかもJRへの働きかけを行って、この方たちだけでなく、現在利用しております
高専生とか高校生も毎日の定期がICカード対応となれば本当に便利になるかとも思い
ますが、どうでしょうか。
今や自販機やコンビニでも普通にICカードを使える時代ですが、水族館という大規模な
にぎわい創出をしようとしていたこの最寄りの駅、この詫間駅には、前にも質問をしました
けど、交通アクセスの拠点となる駅が、キヨスクがなくなって、本当に活気がなくなってい
ます。
ちなみに、観音寺駅のキヨスクはセブンイレブンさんとなって8月にリニューアルオープン
するそうですが、本当に駅の活気自体がありませんし、この市内の駅自体にICカードが
使えないという現状もちょっと考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
再質問をいたします。
●答弁2(綾章臣政策部長)
それでは、浜口議員の再質問にお答え申し上げます。
道路整備につきましては、これは議員御指摘のとおり、松崎東、またさぬき浜街道の
多度津区間のところですけども、これについては建設経済部を中心に要望を引き続き
行ってまいりたいと思っています。これにつきましては、臨海工業部も非常にアクセス
道として活用されていますので、そういった産業振興面でも要望は続けてまいりたいな
と思います。
それと、駅ですけれども、これはJRにも要望書、この議会でICカードについての要望
というのは提出していただいておりますけれども、今言ったようなことがございますし、
さらに、観光とかにぎわい、交流人口を図っていくためには、延長延伸というのを要望
させていただけたらなということは思います。
なかなか厳しい面はございますけれども、そういったところで、地域の活性化を図って
いくためにはどうしたらいいかというようなところであると思います。
駅舎等々、拠点となる設備等につきましては、これは三豊市全体の中でどうやって
いくかというものを、まさにですけれども、この持続可能なまちづくりをこの公共インフラ
政策、交通政策でまた考えていかなければいけないと思っておりますので、地域交通
ネットワークの整備も含めて検討してまいりたいなと考えております。
●答弁2(続木淳二建設部長)
それでは、私のほうから県道の整備の状況ということで、ちょっと少しお話させていた
だきます。
議員御指摘の岩崎病院の前、あの現場を見たらすぐにわかるんですけども、一筆
だけ用地買収が難航して、整っておりませんで、暫定的に開通をしているというところ
でございまして、県のほうに確認をすると、ちょっと交渉のテーブルに乗れてないので、
引き続き粘り強く交渉を重ねていくというような回答をいただいております。
それと、さぬき浜街道の今の状況ということで、こちらにつきましては、議員おっしゃる
とおり、中讃土木の関係で、直接我々の管内ではないんですけども、先般、中讃土木
のほうに問い合わせをいたしました。
用地買収、物件補償については、全てもう完了してございます。
そして、私も先日現場を見たんですけども、トンネル部分以外の道路の両サイドの構造
物については、もう完成をしております。
今年度、その両サイドの中ですか、整備工事を行うというようなことで、広田川とJRの
高架につきましては、今本当に大きな工事をやっております。
平成29年度では、そのトンネル部分以外の工事をやるというようなことでお聞きして
おりまして、議員先ほどトンネルという話がありましたけれども、平成30年度以降という
ことでお聞きはしておりますので、トンネル工事ですので、着手をすれば、もう本当に
どんどん整備をしていくような工事内容になると思っております。
以上、答弁させていただきます。
●質問3(浜口)
ありがとうございます。
交通アクセスに加えて大切なのは、先ほど最初にも言いましたけど、交通アクセスと
リンクする地域公共交通だと考えます。
地域における鉄道やバスなどの公共交通の置かれた状況が厳しさを増しつつあること
を踏まえ、地域公共交通の活性化・再生を通じた魅力ある地方を創出するため、地域
公共交通の活性化・再生に関して、市町村を中心とした地域関係者の連携による取り
組みを国が総合的に支援するとともに、地域のニーズに適した新たな形態の旅客運送
サービスの導入・円滑化を図るための措置を講ずること、端的に言えば、公共交通の
改善に頑張っている地域を応援するという国交省のほうで地域公共交通活性化再生
法というのがあります。
これは2014年度には一部改正され、改正地域公共交通活性化再生法となり、今、
私自身、これを勉強し始めている段階なんですが、地域の関係者の協議を踏まえた
市町村による地域公共交通総合連携計画を作成し、この地域公共交通網形成計画に
基づいて地域公共交通特定事業を実施する場合には、関係法令の特例措置や国に
よる財政支援などが受けられるほか、地方債の配慮などが行われるようであります。
地方公共交通網形成計画には、まちづくりや観光振興などの地域戦略との一体性
の確保の記載が必要でありまして、にぎわい創出施設を誘致検討していく上でも、
切っても切れない密接な関係にある地域公共交通について、少しイメージを話せば、
コミュニティバスによる交通空白の解消、拠点エリアにおける循環型の公共交通
ネットワークの形成、海上交通と陸上交通との乗り継ぎ円滑化など、このタイミングで
体系的に地域公共交通総合連携計画を作成して、ぜひ交通アクセスとリンクした形
での検討をしていくべきであるとも考えます。
私、ネットで調べていますと、三豊市地域公共交通会議というのが出てきまして、
これは現在行われているかどうかは知りませんが、この地域公共交通総合連携計画
は、近隣では坂出市等も取り組んでいるようですけど、市長のほうからも、地域全体
での公共交通の検討が必要という言葉がありましたが、どうでしょうか。
再々質問をいたします。
●答弁3(綾章臣政策部長)
浜口議員の再質問ですけれども、当然のことながら、この地で住みやすく、また地域
のにぎわいをつくっていくための交通施策というのは非常に重要であろうかと思います。
それに伴って、このにぎわいだけではなくて、そういった市民の足となる公共交通を
考えていく場合に、この交通施策基本法に基づく整備事業、そういったものがあるとは
思いますけれども、三豊市の場合、次年度、総合計画をまた新たに策定する予定に
しております。
その中でも、公共交通施策というものを柱として、産業の活性化、またにぎわい、また
安心して暮らせるまちづくり等々を含めて、総合的に計画を行っていければと考えて
おりますので、どうぞよろしくお願いします。

以上が一問目でした。
皆様のご意見もお聞かせ下さい。
hama2103_3104@yahoo.co.jp
1.交通アクセスについて
賑わい創出施設を成功させるためには、交通アクセスの改善が不可欠と考える。
さぬき浜街道の多度津町残り区間への早期完成働きかけや、その他詫間地区
幹線道路網、JR等も含めた交通アクセスを整備する必要があると考えるが、
当局の考えを聞きたい。
2.大浜小学校の統廃合について
大浜小学校の統合のスケジュールと、今後の方針、幼稚園や跡地も含めた
計画を聞く。
一問目。
●質問1(浜口恭行君)
4番、清風会、浜口恭行です。通告により一般質問をさせていただきます。
初めに、交通アクセスについて、特に北部詫間町方面についての全般をお聞き
いたします。
民間主導で進められていた水族館を核とした詫間港周辺地区にぎわい創造事業
について、民間業者の応募がなかったがゆえ、水族館建設を断念すると発表され
ましたことは本当に残念な結果となり、今後は水族館以外を核に事業を継続する
という方向性も発表されました中で、なぜ応募がなかったのかという点での原因も
考え、検証する必要もあるかと思います。
民間企業などは、本当に真剣なシミュレーションをすると思います。
その上で応募がなかった点を考えると、次の段階として、コンサル云々よりも具体
的にこの地域をどうやってにぎわいの創出をしていくかを民間企業と一緒に考え、
市当局としても一緒になってできることを取り組んでいく必要性を感じます。
その中で、私は交通アクセスの問題も原因の一つに考えられるのではないかと
考えます。
特に、市内詫間町の幹線道路はもちろん、多度津町方面のさぬき浜街道や鳥坂
インターからのアクセス道路、将来的にはJRの複線化やJR駅の整備・活性化や
海上輸送までを含めた総合的な交通アクセスの整備、また、コミュニティバスも含
めた総合的な地域公共交通網の整備を行わないと、にぎわい創出事業の民間投
資が進められないのではないかと思います。
そうしないと、今後もまた民間企業の応募がないのではないかという点、市民に
本当によく聞かれますし、当該地への交通アクセスやあの場所での立地について
非常に市民が危惧している点、にぎわい創出事業を真に事業化されるに当たって
の市当局の交通アクセスなどの取り組みをお聞きしたいと思いますので、よろしく
お願いします。
●答弁1(横山忠始市長)
それでは、浜口議員の御質問にお答えを申し上げます。
水族館を必置として、それを核とする詫間港周辺地区にぎわい創造事業につき
ましては、事業者からの応募がなかったため残念な結果に終わりました。
現在は、その結果について検証しているところではありますが、にぎわい創造事業
は継続しておりますので、今後は市民の皆様に御報告するとともに、御意見をお伺
いし、あわせて公募中にさまざまな御意見をいただき、参画に興味を示していただ
いていた事業者を中心にヒアリングを行う予定としております。
御指摘の交通インフラ整備は、にぎわい創造のみならず、地域にとって重要な課
題であります。
特にさぬき浜街道や鳥坂インターからのアクセス道路につきましては、東方面から
三豊市への流入アクセスであり、住民の生活利便性の向上はもとより、工業団地の
活性化、観光交流人口の増加等の観点により、将来的な需要を予測する中で整備
を行う必要があると考えております。
特に、三豊市内の課題といたしましては、鳥坂インターからのアクセス道路を中心
に、香川県や地域住民の皆様とも協議・連携を密にしながら、着実に進めていく必要
があり、電車やコミュニティバスなどの公共交通機関につきましても、市民及び来訪者
の利便性が向上するよう、JRなどの関係機関と協議を行っていく必要があると考えて
おります。
いずれにいたしましても、地域の活性化を図っていくためには、海上交通ネットワーク
の構築などもあわせて、地域全体で総合的な交通政策の検討を行ってまいりたいと考
えております。
●質問2(浜口)
○4番(浜口恭行君) ありがとうございます。
鳥坂インターからのアクセスというところでは、個々に聞いていきますが、松崎東のとこ
ろ、県の工事、ぜひ進めていただきたいとは思うんですが、実は県道でどうしても同意が
得られないところが詫間町松崎の岩崎病院の前にもあります。
子供たちが通学していますけど、2車線から1車線になりますから、ガードレールがあるん
ですが、本当に交通事故があるのじゃないかなと危なく思うのと同時に、地域の交通パト
ロールの方も実施をしていただきまして、頭が下がるのと同時に、にぎわい施設ができれ
ば、ここは必ず混雑するだろうなと思うところです。
また、多度津区間は、浜街道は他町ですけど、この浜街道というのは、にぎわい創出と
同時に三豊北部の市民にとっての通勤通学の大動脈でもあります。
2車線区間が終わる多度津町の白方地区は、朝夕は車のラッシュとなり、必ず渋滞して
いますし、この付近のトンネル工事がいつになるのかと私も聞かれることも本当に多いで
すから、ぜひ県への働きかけをお願いしたいところであります。
また、地域の公共交通を考えれば、交通アクセスの拠点となるJRの複線化も将来的に
は対応を検討いただきたいですし、JRに働きかけをお願いしたいと思うんですけど、まず
ソフト面でできることを考えれば、交通系のICカード、この地域公共交通再編事業により
まして検討するべきだと考えますが、現在はこのICカード自体がJR高松駅から多度津駅
までしか使えておりません。
例えば、観光客とか移住希望者でも、県内で宿泊して、高松駅や丸亀駅から三豊市へ
訪れる方がおります。
もちろん相互利用できますからICカードで入場しますが、詫間駅とか高瀬駅にはICカード
の機械自体がありませんので、おりるときに入場した駅を言っていただいて現金精算をす
るという、都市部では考えられない手間がかかっております。
その上で、後日にICカードの使える駅で入場の取り消しをしていただく手間もかかって
いるんですけど、いまや普通に観光客や移住希望者もICカードを持ってくる時代ですから、
この駅だけ現金で切符を買ってくださいとか、逆に、先日、三豊市はICカードも使えない町
なんですね~と移住の希望者に指摘され、本当に恥ずかしく思いました。
これなんかもJRへの働きかけを行って、この方たちだけでなく、現在利用しております
高専生とか高校生も毎日の定期がICカード対応となれば本当に便利になるかとも思い
ますが、どうでしょうか。
今や自販機やコンビニでも普通にICカードを使える時代ですが、水族館という大規模な
にぎわい創出をしようとしていたこの最寄りの駅、この詫間駅には、前にも質問をしました
けど、交通アクセスの拠点となる駅が、キヨスクがなくなって、本当に活気がなくなってい
ます。
ちなみに、観音寺駅のキヨスクはセブンイレブンさんとなって8月にリニューアルオープン
するそうですが、本当に駅の活気自体がありませんし、この市内の駅自体にICカードが
使えないという現状もちょっと考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
再質問をいたします。
●答弁2(綾章臣政策部長)
それでは、浜口議員の再質問にお答え申し上げます。
道路整備につきましては、これは議員御指摘のとおり、松崎東、またさぬき浜街道の
多度津区間のところですけども、これについては建設経済部を中心に要望を引き続き
行ってまいりたいと思っています。これにつきましては、臨海工業部も非常にアクセス
道として活用されていますので、そういった産業振興面でも要望は続けてまいりたいな
と思います。
それと、駅ですけれども、これはJRにも要望書、この議会でICカードについての要望
というのは提出していただいておりますけれども、今言ったようなことがございますし、
さらに、観光とかにぎわい、交流人口を図っていくためには、延長延伸というのを要望
させていただけたらなということは思います。
なかなか厳しい面はございますけれども、そういったところで、地域の活性化を図って
いくためにはどうしたらいいかというようなところであると思います。
駅舎等々、拠点となる設備等につきましては、これは三豊市全体の中でどうやって
いくかというものを、まさにですけれども、この持続可能なまちづくりをこの公共インフラ
政策、交通政策でまた考えていかなければいけないと思っておりますので、地域交通
ネットワークの整備も含めて検討してまいりたいなと考えております。
●答弁2(続木淳二建設部長)
それでは、私のほうから県道の整備の状況ということで、ちょっと少しお話させていた
だきます。
議員御指摘の岩崎病院の前、あの現場を見たらすぐにわかるんですけども、一筆
だけ用地買収が難航して、整っておりませんで、暫定的に開通をしているというところ
でございまして、県のほうに確認をすると、ちょっと交渉のテーブルに乗れてないので、
引き続き粘り強く交渉を重ねていくというような回答をいただいております。
それと、さぬき浜街道の今の状況ということで、こちらにつきましては、議員おっしゃる
とおり、中讃土木の関係で、直接我々の管内ではないんですけども、先般、中讃土木
のほうに問い合わせをいたしました。
用地買収、物件補償については、全てもう完了してございます。
そして、私も先日現場を見たんですけども、トンネル部分以外の道路の両サイドの構造
物については、もう完成をしております。
今年度、その両サイドの中ですか、整備工事を行うというようなことで、広田川とJRの
高架につきましては、今本当に大きな工事をやっております。
平成29年度では、そのトンネル部分以外の工事をやるというようなことでお聞きして
おりまして、議員先ほどトンネルという話がありましたけれども、平成30年度以降という
ことでお聞きはしておりますので、トンネル工事ですので、着手をすれば、もう本当に
どんどん整備をしていくような工事内容になると思っております。
以上、答弁させていただきます。
●質問3(浜口)
ありがとうございます。
交通アクセスに加えて大切なのは、先ほど最初にも言いましたけど、交通アクセスと
リンクする地域公共交通だと考えます。
地域における鉄道やバスなどの公共交通の置かれた状況が厳しさを増しつつあること
を踏まえ、地域公共交通の活性化・再生を通じた魅力ある地方を創出するため、地域
公共交通の活性化・再生に関して、市町村を中心とした地域関係者の連携による取り
組みを国が総合的に支援するとともに、地域のニーズに適した新たな形態の旅客運送
サービスの導入・円滑化を図るための措置を講ずること、端的に言えば、公共交通の
改善に頑張っている地域を応援するという国交省のほうで地域公共交通活性化再生
法というのがあります。
これは2014年度には一部改正され、改正地域公共交通活性化再生法となり、今、
私自身、これを勉強し始めている段階なんですが、地域の関係者の協議を踏まえた
市町村による地域公共交通総合連携計画を作成し、この地域公共交通網形成計画に
基づいて地域公共交通特定事業を実施する場合には、関係法令の特例措置や国に
よる財政支援などが受けられるほか、地方債の配慮などが行われるようであります。
地方公共交通網形成計画には、まちづくりや観光振興などの地域戦略との一体性
の確保の記載が必要でありまして、にぎわい創出施設を誘致検討していく上でも、
切っても切れない密接な関係にある地域公共交通について、少しイメージを話せば、
コミュニティバスによる交通空白の解消、拠点エリアにおける循環型の公共交通
ネットワークの形成、海上交通と陸上交通との乗り継ぎ円滑化など、このタイミングで
体系的に地域公共交通総合連携計画を作成して、ぜひ交通アクセスとリンクした形
での検討をしていくべきであるとも考えます。
私、ネットで調べていますと、三豊市地域公共交通会議というのが出てきまして、
これは現在行われているかどうかは知りませんが、この地域公共交通総合連携計画
は、近隣では坂出市等も取り組んでいるようですけど、市長のほうからも、地域全体
での公共交通の検討が必要という言葉がありましたが、どうでしょうか。
再々質問をいたします。
●答弁3(綾章臣政策部長)
浜口議員の再質問ですけれども、当然のことながら、この地で住みやすく、また地域
のにぎわいをつくっていくための交通施策というのは非常に重要であろうかと思います。
それに伴って、このにぎわいだけではなくて、そういった市民の足となる公共交通を
考えていく場合に、この交通施策基本法に基づく整備事業、そういったものがあるとは
思いますけれども、三豊市の場合、次年度、総合計画をまた新たに策定する予定に
しております。
その中でも、公共交通施策というものを柱として、産業の活性化、またにぎわい、また
安心して暮らせるまちづくり等々を含めて、総合的に計画を行っていければと考えて
おりますので、どうぞよろしくお願いします。
以上が一問目でした。
皆様のご意見もお聞かせ下さい。
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