2015年08月26日
総務教育常任委員会視察研修2日目午後
8月20日(木)午後~
13時半、戸倉駅から、しなの鉄道で約16分 → 午後の研修先の上田市へ
JR上田駅へお迎えがあり、駅から車で約5分「勤労者福祉センター」2階

●「若者サポートステーション」・「幼保小中連携について」
●長野県上田市
上田市は、平成18年3月6日に上田市、丸子町、真田町、武石村の1市2町1村が
新設合併して誕生した、人口約16万人、面積552.04㎢を擁する長野県東部の
中核都市である。
県内では長野市、松本市に次ぐ規模の都市である。
千曲川右岸の旧市街は、戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする城下町。
多くの文化遺産が残されており「信州の鎌倉」の異称で呼ばれるが、現在は電気
機器、自動車部品などの生産が盛んであり、製造品出荷額は県内で安曇野市に
次いで2位である。

若者サポートステーションについては、国の委託事業により、「NPO法人侍学園
スクオーラ」が運営している。
ニートやフリーター対策として、本人や保護者とともに今の自分に何が出来るのか
を一緒に考え、必要なこと、できることから始めて、確実な一歩を踏み出すことを
目標として、実施しているようでした。
現在の雇用状況では、非正規雇用が労働者全体の3分の1を超え、過去最高
水準となるなかで、契約社員や派遣社員が増加しています。
このような社会情勢の中で若年者の非社会的傾向が増加し、このサポートステー
ションでは、働くことに悩みを抱えている15~39歳までの若者に対し、キャリア・
コンサルタントなどによる専門的な相談、ビジネススキル講座などによるステップ
アップ、また就労体験などにより就労に向けた支援を行っているようでした。
中古書籍とコーヒーのお店や、ネットで中古書籍(古本)を売るビジネスモデルは
中間的就労として、安心できる環境であれば働けるし、仕事はできるが、働けない
若者に働く機会を作る役割を担っている点、とても勉強になりました。

幼保小中連携の取組については、平成16年度、旧上田市教育委員会が提唱し、
幼児期から義務教育までの子どもの視点にたった、一貫した教育の実現を目指し
て、地域的なまとまりを考慮し、中学校区における幼稚園、保育園、小学校、中
学校が構成する幼保小中の「ブロック会議」を立ち上げ、その中で子どもの育ち
を話し合う取組がスタート。
以後、幼保小中の園長校長会議の開催、17年度からは幼保から小学校への
円滑な接続を行うため、幼保の年長児担当主任と小学校1学年の学年主任で
構成する幼保小主任者懇談会を毎年開催している。
合併後は、この取組を新市全域に広げ、定着が図られており、幼保小中の縦の
連携(子どもの発達と学びのつなぎ)と家庭・地域との横の連携(地域の子育て
支援)がリンクし、「かがやけ上田の未来っ子」の実現のための大きな取組みと
なっていました。
幼保から小学校、小学校から中学校への「段差」、特に段差での大人の考えの
調整が必要であり、小学校では段差を刻む工夫が必要だと言う点、とても考え
させられ、勉強になりました。
ただ「幼保小中連携」は、新幹線の都合で駆け足での視察となりました。
帰って資料をじっくり読んでいますが、とても参考となる点が多く、また勉強
させていただきたいと思う研修でありました。
研修終了後、JR上田駅から「北陸新幹線」に乗る。

18時半前に、JR金沢駅に無事到着し、駅構内のビジネスホテルに宿泊
しました。

JR金沢駅は、様変わりしたように思います
。
この辺りになると皆さん・・・長いJR移動ですし、結構疲れていますが
。
13時半、戸倉駅から、しなの鉄道で約16分 → 午後の研修先の上田市へ
JR上田駅へお迎えがあり、駅から車で約5分「勤労者福祉センター」2階
●「若者サポートステーション」・「幼保小中連携について」
●長野県上田市
上田市は、平成18年3月6日に上田市、丸子町、真田町、武石村の1市2町1村が
新設合併して誕生した、人口約16万人、面積552.04㎢を擁する長野県東部の
中核都市である。
県内では長野市、松本市に次ぐ規模の都市である。
千曲川右岸の旧市街は、戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする城下町。
多くの文化遺産が残されており「信州の鎌倉」の異称で呼ばれるが、現在は電気
機器、自動車部品などの生産が盛んであり、製造品出荷額は県内で安曇野市に
次いで2位である。
若者サポートステーションについては、国の委託事業により、「NPO法人侍学園
スクオーラ」が運営している。
ニートやフリーター対策として、本人や保護者とともに今の自分に何が出来るのか
を一緒に考え、必要なこと、できることから始めて、確実な一歩を踏み出すことを
目標として、実施しているようでした。
現在の雇用状況では、非正規雇用が労働者全体の3分の1を超え、過去最高
水準となるなかで、契約社員や派遣社員が増加しています。
このような社会情勢の中で若年者の非社会的傾向が増加し、このサポートステー
ションでは、働くことに悩みを抱えている15~39歳までの若者に対し、キャリア・
コンサルタントなどによる専門的な相談、ビジネススキル講座などによるステップ
アップ、また就労体験などにより就労に向けた支援を行っているようでした。
中古書籍とコーヒーのお店や、ネットで中古書籍(古本)を売るビジネスモデルは
中間的就労として、安心できる環境であれば働けるし、仕事はできるが、働けない
若者に働く機会を作る役割を担っている点、とても勉強になりました。
幼保小中連携の取組については、平成16年度、旧上田市教育委員会が提唱し、
幼児期から義務教育までの子どもの視点にたった、一貫した教育の実現を目指し
て、地域的なまとまりを考慮し、中学校区における幼稚園、保育園、小学校、中
学校が構成する幼保小中の「ブロック会議」を立ち上げ、その中で子どもの育ち
を話し合う取組がスタート。
以後、幼保小中の園長校長会議の開催、17年度からは幼保から小学校への
円滑な接続を行うため、幼保の年長児担当主任と小学校1学年の学年主任で
構成する幼保小主任者懇談会を毎年開催している。
合併後は、この取組を新市全域に広げ、定着が図られており、幼保小中の縦の
連携(子どもの発達と学びのつなぎ)と家庭・地域との横の連携(地域の子育て
支援)がリンクし、「かがやけ上田の未来っ子」の実現のための大きな取組みと
なっていました。
幼保から小学校、小学校から中学校への「段差」、特に段差での大人の考えの
調整が必要であり、小学校では段差を刻む工夫が必要だと言う点、とても考え
させられ、勉強になりました。
ただ「幼保小中連携」は、新幹線の都合で駆け足での視察となりました。
帰って資料をじっくり読んでいますが、とても参考となる点が多く、また勉強
させていただきたいと思う研修でありました。
研修終了後、JR上田駅から「北陸新幹線」に乗る。
18時半前に、JR金沢駅に無事到着し、駅構内のビジネスホテルに宿泊
しました。
JR金沢駅は、様変わりしたように思います

この辺りになると皆さん・・・長いJR移動ですし、結構疲れていますが
