2014年10月30日

学校訪問(曽保小学校)

今年の総務教育常任委員会は、西部教育事務所と教育委員会の

「学校要請訪問」へ随行しております。

先週金曜日は、三豊市内でも「大浜小学校」についで、過小規模校(二番目)

である「曽保小学校」へオジャマした。





全校児童は28名。

本校区は面積3.16㎢、人口650人、戸数219戸の6自治会で構成。

日照時間が長く、潮風を受けても温暖で霜が降りにくいという特長を生かした

果樹栽培(みかん、びわ)が盛んであるが、後継者の農業離れや地域離れが

課題かと・・・こちらは荘内半島とよく似ている。

違うのは住民が力を合わせて曽保地区に学校を創立した当時(明治13年)から

「私たちの学校」という意識と、全戸が曽保小学校後援会という組織に入っており、

教育活動への支援と援助(後援会費の徴収、学校だよりの自治会全戸への配布、

資源回収及び運動会への協力)があり、平成5年からは「児童対策協議会」も組織

され複式解消等の努力を地域が一丸となって推進しているところ。


それゆえ保護者の学校への期待も高く、何事にも協力的である点・・・これに

ついては「学校は地域のシンボルであり、地域の学校」が浸透している表れ。


午後~の訪問であったが、まずは体育館での「一輪車自由練習見学」に感動泣き

箱浦小学校を思い出したが、全校児童が乗れるし、上手です!





学校経営説明では、「全職員で全児童を守る」をスローガンに、確かな学力と

豊かに表現する力を育て、ふるさとを大切にする子の育成を図っている様子。

ブログでは何度も書いてきたが、過小規模校がダメで、大きな学校へ行くほう

が良い!って、誰が決めたのか怒ってるぞ


子ども達は中学校で大人数に入って揉まれますし、小学校で野球やサッカーが

できなくても、子ども達の「ふるさとを大切にする心」は、過小規模校でなければ

養えないと思う・・・。

前にも書いたが、学校から道草しながら帰っても、地域の人々が「声かけ」して

くれる土壌・・・皆が守ってくれる「安心感」で子どもは成長するのだとも思うが。



このような学校は本当に貴重であるし、「小規模特認校」にして他からの受け入れ

をもっと優先すべきだと思うのだが・・・。


先生と一緒になって考えたり、遊んだりする子ども達の笑顔が素敵で、とても

嬉しくなった「学校要請訪問」でありました。

(またまたいろいろ考えさせられるガーン


所用があり、議員皆失礼しましたけど、10月~法面の工事も始まっているようです

し、すばらしい「曽保小学校」を見学させていただき、とても温かい気持ちになれ

ました・・・なんか、すばらしい景色と昔を思い出して「ホッ!」としましたニコニコ・・・。



  


Posted by はまぐちふどうさん at 07:26Comments(4)子供