2014年05月19日
岐阜研修その1
週末に先輩議員から電話いただく。
「今運動会に来とんやけど、あんたも運動会か?」
「わたしは名古屋でおります。」
びっくりされとった!が、詫間は運動会は来週ですから・・・。
週末に「第3回市民と議員の条例づくり交流会議in東海(岐阜大会)」
に参加してきた。
この交流会議はJIAMで愛知の議員より紹介があり、全国から多くの議員
が参加するものだと思っていたのだが・・・案外参加者は少なかった。
(議員と市民、学生合わせて100名程?)

オリエンテーションの後、三豊市議会にも来ていただいた法政大学法学部
教授廣瀬克哉先生の基調講演1。
議会基本条例が2006年5月18日に全国初制定され、8年が経つ。
現在は566本が制定され、つくるのが当たり前となった。
「議会とは自治体をコントロールするために市民が送り込んだ手先」である。
何に使えるのか?
●議会の最強の権限は「止める」こと
・議会がNOと言えば、行政の一存では何もできない。
●事前に止める
・議案審査の判断材料を持ち込む
●事後に止める
・実施中の政策の評価を持ち込む
ことが重要である。
実施権限はないが・・・
●何か公共的な活動を実施したいなら行政へ
・政策実施の協働は行政と関係構築が必要
・でも行政の腰が重かったらどうするか?
●市民は議会を使え
・議会の全会一致は行政を動かす大きな力
●議会は市民を使え
・市民意思の裏付けは議会の対行政交渉力
それゆえ議会の判断過程への参加
・議会への市民参加が最も活きるのは、議会の判断過程への市民参加である。
非常にそこまでは難しいとは思うが、できることから例えば「議会報告会」
での市民の質問や意見を議会全体でまとめ、行政と検討し、報告する形
も重要であるという点が勉強となった。(議会広報も報告する部分では重要)
基調講演2
「発想の転換をーこの困難な時代にいける政治家の役割ー」
西寺雅也先生(名古屋学院大学経済学部総合政策学科教授)
西寺先生は元多治見市議会議員であり、元多治見市長さんです。(3期)
現在は大学教授ですが自身の経験から、政治家の役割を説いて下さいました。
●日本社会の破滅的な状況をどう考えるのか
・国家財政の危機的状況(いつ破綻してもおかしくない)
・最悪の政治的状況(政治家の退廃)
・格差の拡大が社会の不安を増している(先進的共通)
・個人の孤立化が進む(コミュニティは幻想でしかない?)
・人口問題の深刻化(人口減少、高齢化、生産人口減少)
・しかし、多くの政治家はいまだに「日本の社会はなんとかなる」という
「成長」の幻想をふりまいている
・市民にも恐ろしいほど危機感がない(不安を抱きつつ)
・社会を変えるのには時間がかかる(今から、「まだ元気なうち」に備える
べきことに備える)
準備せず先送りしている状況に、これからの時代はどうすれば良いか?
この辺りとても興味深くお話し下さいましたが、後日に・・・。
岐阜市の中心市街地の空洞化で、空き家が多いお話しもありましたが、私も
岐阜市から10分程のホテル会場まで歩いてみましたが、岐阜駅前がこんな状況
。



いろいろ勉強になりましたが、今からちと所用があり後日に・・・。
「今運動会に来とんやけど、あんたも運動会か?」
「わたしは名古屋でおります。」
びっくりされとった!が、詫間は運動会は来週ですから・・・。
週末に「第3回市民と議員の条例づくり交流会議in東海(岐阜大会)」
に参加してきた。
この交流会議はJIAMで愛知の議員より紹介があり、全国から多くの議員
が参加するものだと思っていたのだが・・・案外参加者は少なかった。
(議員と市民、学生合わせて100名程?)
オリエンテーションの後、三豊市議会にも来ていただいた法政大学法学部
教授廣瀬克哉先生の基調講演1。
議会基本条例が2006年5月18日に全国初制定され、8年が経つ。
現在は566本が制定され、つくるのが当たり前となった。
「議会とは自治体をコントロールするために市民が送り込んだ手先」である。
何に使えるのか?
●議会の最強の権限は「止める」こと
・議会がNOと言えば、行政の一存では何もできない。
●事前に止める
・議案審査の判断材料を持ち込む
●事後に止める
・実施中の政策の評価を持ち込む
ことが重要である。
実施権限はないが・・・
●何か公共的な活動を実施したいなら行政へ
・政策実施の協働は行政と関係構築が必要
・でも行政の腰が重かったらどうするか?
●市民は議会を使え
・議会の全会一致は行政を動かす大きな力
●議会は市民を使え
・市民意思の裏付けは議会の対行政交渉力
それゆえ議会の判断過程への参加
・議会への市民参加が最も活きるのは、議会の判断過程への市民参加である。
非常にそこまでは難しいとは思うが、できることから例えば「議会報告会」
での市民の質問や意見を議会全体でまとめ、行政と検討し、報告する形
も重要であるという点が勉強となった。(議会広報も報告する部分では重要)
基調講演2
「発想の転換をーこの困難な時代にいける政治家の役割ー」
西寺雅也先生(名古屋学院大学経済学部総合政策学科教授)
西寺先生は元多治見市議会議員であり、元多治見市長さんです。(3期)
現在は大学教授ですが自身の経験から、政治家の役割を説いて下さいました。
●日本社会の破滅的な状況をどう考えるのか
・国家財政の危機的状況(いつ破綻してもおかしくない)
・最悪の政治的状況(政治家の退廃)
・格差の拡大が社会の不安を増している(先進的共通)
・個人の孤立化が進む(コミュニティは幻想でしかない?)
・人口問題の深刻化(人口減少、高齢化、生産人口減少)
・しかし、多くの政治家はいまだに「日本の社会はなんとかなる」という
「成長」の幻想をふりまいている
・市民にも恐ろしいほど危機感がない(不安を抱きつつ)
・社会を変えるのには時間がかかる(今から、「まだ元気なうち」に備える
べきことに備える)
準備せず先送りしている状況に、これからの時代はどうすれば良いか?
この辺りとても興味深くお話し下さいましたが、後日に・・・。
岐阜市の中心市街地の空洞化で、空き家が多いお話しもありましたが、私も
岐阜市から10分程のホテル会場まで歩いてみましたが、岐阜駅前がこんな状況

いろいろ勉強になりましたが、今からちと所用があり後日に・・・。
Posted by はまぐちふどうさん at 08:49│Comments(0)
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