2017年02月18日
「清風会」岡山行政視察その1
2月14日(火)
「清風会」岡山行政視察その1
三豊市役所 7時50分発 → 所用のため善通寺から1人乗車 → 善通寺IC
→ 早島IC → 国道2号線岡山バイパス、岡山ブルーライン経由 → 瀬戸内市民
図書館 9時40分着
●岡山県瀬戸内市
「瀬戸内市民図書館について」 9時45分~10時45分
●岡山県瀬戸内市
人口37,971人、世帯数15,370世帯、総面積125.45㎢である。
瀬戸内市は岡山県の東南部に位置し、西は岡山市、北は岡山市と備前市に接している。
市の西側を南北に一級河川吉井川が流れ、中央部には千町川との間に千町平野が広
がり、東南部は瀬戸内海に面した丘陵地と、長島、前島などの島々からなっている。
瀬戸内市は平成16年11月1日に牛窓町、邑久町、長船町が合併して誕生した。

瀬戸内市民図書館(愛称・もみわ広場)は、2016年6月1日に開館した。
蔵書は9万冊で、10年後を目標に20万冊に増やす計画。糸繰り人形や土器など郷土
資料の展示スペースも設けており、地域の文化・教育の拠点として活用されている。
市民なら誰でも参加できるミーティングを繰り返しカフェスペースを設けたり、同市出身
の世界的人形師・故竹田喜之助が制作した人形を展示するギャラリーと人形劇ができ
るシアターを整備し、斬新なアイデアを取り入れ、館長も公募で採用した。
「せとうち発見の道」と称し、郷土史の解説パネルや市内の遺跡から出土した土器など
も展示し、放送大学の受信設備もある。
市民図書館は鉄筋一部鉄骨2階延べ約2300平方メートルで、2014年12月に着工。
総事業費は約9億6千万円で、旧図書館は118平方メートルと狭く、市民1人当たりの
蔵書数は県内自治体で最低水準だったそう。
さすが武久顕也瀬戸内市長が「まちづくり、ひとづくりの拠点にしたい」と言う理由で
公設公営で建てられた図書館は、アイデアも満載な、明るく、おしゃれな拠点となり
うる施設となっていました。
特に1.基本理念があり、 もちより・みつけ・わけあう広場 → 「もみわ広場」
①市民が夢を語り、可能性を拡げる広場
②コミュニティづくりに役立つ広場
③子どもの成長を支え、子育てを応援する広場
④高齢者の輝きを大事にする広場
⑤文化・芸術との出会いを生む広場
⑥すべての人の居場所としての広場
⑦瀬戸内市の魅力を発見し、発信する広場
2.市民参加による図書館づくり
市民との対話、「としょかんミーティング」を12回開催して、市から図書館づくりの
基本的な考え方を示した「基本構想」を公表し、「基本計画」や「実施計画」へと
反映して展開した。
3.サービス概要
◎図書館サービスネットワーク
拠点図書館である市民図書館を中心に、牛窓図書館、長船図書館、保育園、
幼稚園、高齢者施設を巡回する移動図書館により、市内全域サービスを展開。
市内の全小中学校の学校図書館と公共図書館を、オンラインシステムにより、
ネットワーク化し、どの図書館からも蔵書の検索予約ができるようにした。
◎郷土展示機能による地域学習の推進
図書と郷土資料の融合的な展示。来館者が図書館を回遊するうちに自然に
郷土資料に出会えるよう工夫した「せとうち発見の道」
◎生涯学習拠点化
放送大学のテキスト全点と受像設備を完備。青少年や退職後の「学び直し」
をする壮年世代の学習環境を整備。商用データベースを提供。
◎学校図書館支援
市内の9小学校、3中学校の学校図書館の活動を支えるため、公共図書館
から資料提供の支援を行い、学校図書館司書の研修会をサポート。
◎市民との連携による諸活動
おはなしボランティアのネットワーク団体との協働により「おはなし会」や
「絵本ライブ」を開催。また「図書館基金」への寄付金を集める目的で、オリジナル
ステッカーを制作し、販売収益を寄付頂いている。
まさに市民のまちづくりの拠点として「市民図書館」が開館したと言える施設で
あり、休館でしたが、見学もさせてただきました。
図書館の建設を通じて、多くの方々の関わりが芽生え、図書館づくりによって
武久市長の言われる「人づくり・まちづくり」は始まっていました。
施設も明るく、開放的なデザインであり、まさに多くの市民が集える「もみわ広場」
となっているようでした。
ここではゆっくりのんびり、滞在型の図書館として、多くの本と人が出会う場所と
なっていて、まさに行政主導ではない、市民の創る図書館と姿が見れ、とても
感動しました。「公設公営」でここまでできる、地方の図書館の将来の在り方として
とても参考になりました。
瀬戸内市民図書館関係者の皆様、本当にありがとうございました。







バスにて約5分の「瀬戸内市民病院」へ移動・・・続く。
「清風会」岡山行政視察その1
三豊市役所 7時50分発 → 所用のため善通寺から1人乗車 → 善通寺IC
→ 早島IC → 国道2号線岡山バイパス、岡山ブルーライン経由 → 瀬戸内市民
図書館 9時40分着
●岡山県瀬戸内市
「瀬戸内市民図書館について」 9時45分~10時45分
●岡山県瀬戸内市
人口37,971人、世帯数15,370世帯、総面積125.45㎢である。
瀬戸内市は岡山県の東南部に位置し、西は岡山市、北は岡山市と備前市に接している。
市の西側を南北に一級河川吉井川が流れ、中央部には千町川との間に千町平野が広
がり、東南部は瀬戸内海に面した丘陵地と、長島、前島などの島々からなっている。
瀬戸内市は平成16年11月1日に牛窓町、邑久町、長船町が合併して誕生した。
瀬戸内市民図書館(愛称・もみわ広場)は、2016年6月1日に開館した。
蔵書は9万冊で、10年後を目標に20万冊に増やす計画。糸繰り人形や土器など郷土
資料の展示スペースも設けており、地域の文化・教育の拠点として活用されている。
市民なら誰でも参加できるミーティングを繰り返しカフェスペースを設けたり、同市出身
の世界的人形師・故竹田喜之助が制作した人形を展示するギャラリーと人形劇ができ
るシアターを整備し、斬新なアイデアを取り入れ、館長も公募で採用した。
「せとうち発見の道」と称し、郷土史の解説パネルや市内の遺跡から出土した土器など
も展示し、放送大学の受信設備もある。
市民図書館は鉄筋一部鉄骨2階延べ約2300平方メートルで、2014年12月に着工。
総事業費は約9億6千万円で、旧図書館は118平方メートルと狭く、市民1人当たりの
蔵書数は県内自治体で最低水準だったそう。
さすが武久顕也瀬戸内市長が「まちづくり、ひとづくりの拠点にしたい」と言う理由で
公設公営で建てられた図書館は、アイデアも満載な、明るく、おしゃれな拠点となり
うる施設となっていました。
特に1.基本理念があり、 もちより・みつけ・わけあう広場 → 「もみわ広場」
①市民が夢を語り、可能性を拡げる広場
②コミュニティづくりに役立つ広場
③子どもの成長を支え、子育てを応援する広場
④高齢者の輝きを大事にする広場
⑤文化・芸術との出会いを生む広場
⑥すべての人の居場所としての広場
⑦瀬戸内市の魅力を発見し、発信する広場
2.市民参加による図書館づくり
市民との対話、「としょかんミーティング」を12回開催して、市から図書館づくりの
基本的な考え方を示した「基本構想」を公表し、「基本計画」や「実施計画」へと
反映して展開した。
3.サービス概要
◎図書館サービスネットワーク
拠点図書館である市民図書館を中心に、牛窓図書館、長船図書館、保育園、
幼稚園、高齢者施設を巡回する移動図書館により、市内全域サービスを展開。
市内の全小中学校の学校図書館と公共図書館を、オンラインシステムにより、
ネットワーク化し、どの図書館からも蔵書の検索予約ができるようにした。
◎郷土展示機能による地域学習の推進
図書と郷土資料の融合的な展示。来館者が図書館を回遊するうちに自然に
郷土資料に出会えるよう工夫した「せとうち発見の道」
◎生涯学習拠点化
放送大学のテキスト全点と受像設備を完備。青少年や退職後の「学び直し」
をする壮年世代の学習環境を整備。商用データベースを提供。
◎学校図書館支援
市内の9小学校、3中学校の学校図書館の活動を支えるため、公共図書館
から資料提供の支援を行い、学校図書館司書の研修会をサポート。
◎市民との連携による諸活動
おはなしボランティアのネットワーク団体との協働により「おはなし会」や
「絵本ライブ」を開催。また「図書館基金」への寄付金を集める目的で、オリジナル
ステッカーを制作し、販売収益を寄付頂いている。
まさに市民のまちづくりの拠点として「市民図書館」が開館したと言える施設で
あり、休館でしたが、見学もさせてただきました。
図書館の建設を通じて、多くの方々の関わりが芽生え、図書館づくりによって
武久市長の言われる「人づくり・まちづくり」は始まっていました。
施設も明るく、開放的なデザインであり、まさに多くの市民が集える「もみわ広場」
となっているようでした。
ここではゆっくりのんびり、滞在型の図書館として、多くの本と人が出会う場所と
なっていて、まさに行政主導ではない、市民の創る図書館と姿が見れ、とても
感動しました。「公設公営」でここまでできる、地方の図書館の将来の在り方として
とても参考になりました。
瀬戸内市民図書館関係者の皆様、本当にありがとうございました。
バスにて約5分の「瀬戸内市民病院」へ移動・・・続く。
Posted by はまぐちふどうさん at 11:28│Comments(0)
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