2017年02月19日

「清風会」岡山行政視察その2

2月14日(火)

「清風会」岡山行政視察その2

瀬戸内市民図書館  → バス移動10分弱 → 瀬戸内市民病院

せっかくですから、昨年完成した「瀬戸内市民病院」も見学させていただきました。

●岡山県瀬戸内市
「瀬戸内市民病院について」  11時 ~ 12時

瀬戸内市民病院は、平成28年10月1日に新築オープンした。
新病院は弦病院の西隣りに立ち、総事業費は約40億円で、2階建て、約7,800平方
メートル。全110床で、そのうち16床は、在宅医療を支える地域包括ケア病床とした。
院内に市の医療福祉部局が同居するのが特徴であり、治療と行政が一体となり、
地域の医療・福祉・介護を担う場となっている。
最新の医療機器や手術室を備え、「岡山までいかんでもええのお~」と、市民の声
も上がっている。

「清風会」岡山行政視察その2


平成16年11月の市町村合併により瀬戸内市立、邑久病院と牛窓病院の2院体制
であったが、地方公営企業法全部適用後に、平成19年4月、邑久病院を瀬戸内
市民病院へ、牛窓病院を瀬戸内市民病院牛窓分院とし、その後牛窓診療所(無床)
を経て、平成28年3月には、牛窓診療所を廃止した。
これは施設の老朽化と医師等の不足、毎年3千万円強の赤字で、累積欠損金3.45
億円を処分した。
平成23年10月には、新病院基本計画が作成され、平成25年3月には、実施設計の
積算により建築本体工事費29億円が示された。
平成25年10月にはCM(コンストラクションマネジメント)業者を導入し、設計・積算の
見直しに着手、平成26年3月には建築本体工事費22.35億円が示された。
平成26年9月には、建築本体工事の事後審査型制限付一般競争入札実施するも、
岡山県内の大規模商業施設(イオン岡山)、や岡山市内病院建築ラッシュ等の影響
で人件費等が高騰し、不調に。
平成27年3月に、再入札後、24億円で建築工事に着手。
平成28年6月に建築工事が完了し、10月1日に開院した。

診療科目は14科目あり、岡山市内へは30分程度である事から、超急性期からの
回復期リハビリテーション病棟30床を設置していることが特徴でもある。

新病院開院後、特に外来が30~40名増えているようであった。

岡山は特に超急性期病院も多く高度な医療・福祉ゾーンが形成され、医師不足にも
岡山医大からの受け入れもあるようで、比較的解消されているのがうかがえたが、
常勤医師が9名、非常勤医師が20名で、特に「内科」の常勤医師が多く、地域の救急
病院として、また日曜日の当番医としての受け入れは、とてもすばらしい対応がされて
いるようでした。

また施設も2階建てのこじんまりしたもので、大きな箱モノはいらないなあ~と個人的
に感じました。
今後は市の集団検診や人間ドックにも力を入れていくという事、特に、新病院が開院
することで、市民の期待感や、期待値が高まり、職員もそれを十分に意識しながら、
皆で意識改革を進め、開院までこぎつけたお話しはとても参考となりました。

最後は「人づくり」、意識改革も必要なのかなあ~と感じました。

瀬戸内市民病院関係者の皆様、本当にありがとうございました。


「清風会」岡山行政視察その2


「清風会」岡山行政視察その2


「清風会」岡山行政視察その2


「清風会」岡山行政視察その2


「清風会」岡山行政視察その2


バスで 山陽IC → 吉備SA(昼食) 時間がなく、バタバタで皆でラーメンを食べて、

約20分くらいの休憩は、本当に申し訳なかったです。 → 岡山総社IC → 高梁市

役所をめざし、午後の研修へ・・・。


同じカテゴリー(視察研修)の記事画像
またまた弾丸で東京まで
議会運営委員会の行政視察へ(その2)
議会運営委員会の行政視察へ
香川県市議会議長会議員研修会
議会運営委員会の行政視察に
地域医療政策セミナーの報告です
同じカテゴリー(視察研修)の記事
 またまた弾丸で東京まで (2025-02-19 08:08)
 議会運営委員会の行政視察へ(その2) (2025-02-10 07:40)
 議会運営委員会の行政視察へ (2025-02-09 09:47)
 香川県市議会議長会議員研修会 (2025-02-05 08:32)
 議会運営委員会の行政視察に (2025-01-25 09:16)
 地域医療政策セミナーの報告です (2024-11-05 07:36)

Posted by はまぐちふどうさん at 09:26│Comments(0)視察研修
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「清風会」岡山行政視察その2
    コメント(0)