2014年09月25日

わたしの一般質問その1

わたしの19回目の「一般質問」の会議録データを公開します。

御意見、ご感想いただければ幸いです。

hama2103_3104@yahoo.co.jp


〔9番(浜口恭行君)登壇〕
○9番(浜口恭行君) 9番、浜口恭行です。昼一ですけど、通告によりまして
一般質問させていただきます。
 
 まず最初に、情報通信基盤整備事業について質問いたします。
情報通信基盤整備事業については、過去にも多くの議員によって質問され、
昨年度、念願の整備事業が行われました。
総事業費5億5,000万の予算でありましたが、確定3億4,000万弱で、合併特例債が
有効に利用されましたことは記憶に新しく、詫間町の荘内地区や高瀬町の麻・二宮
地区、山本町河内・神田地区、仁尾町、財田町での整備が行われ、最終、市内全域
での超高速ブロードバンドの利用が可能となっております。
それゆえ、この情報通信基盤整備事業について、今後どのように展開し利活用して
いくのか、将来的にどのような利用用途を考え、地域振興につなげていくのかをお聞き
したいと思います。

 市内全てに光ケーブルが張り巡らされ、市内の人口密集地域では、民間通信事業者
とケーブルテレビ事業者の両方から選択できる状況ともなりました。
一昔前では考えられませんが、事実、詫間地区では昨年度末よりケーブルテレビを
通じて議会中継が各家庭で見られるようになり、横山市長の議会での誠実ですばら
しい答弁が家のテレビを通じて見られるようになった、また、議員の一般質問の内容
もよくわかるようになったとの詫間地区住民の声を多数いただいておりますが、この
ケーブルテレビが見られるようになった、ネット環境が劇的に改善したなどでは、この
投資効果に見合った事業であるのかを再考する必要があるとは思いますし、今後の
将来的方針の展開を見据えての事業であると推測できますが、当局の考えをお聞き
いたしますので、よろしくお願いいたします。

○議長(香川 努君) ただいまの質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 
 市長 横山忠始君。

〔市長(横山忠始君)登壇〕
○市長(横山忠始君) それでは、浜口議員の御質問にお答え申し上げます。
 三豊市の基本計画を定めた三豊市新総合計画の中では、情報化の推進を掲げて
おり、市民生活の質的向上と活性化に向けまして、各通信事業者やCATVによる
サービスエリア拡大等による高速、大容量の情報通信環境の整備を促進し、誰もが
等しく情報サービスを利用できる環境づくりの推進に取り組んでいるところであります。

 平成25年度では、情報通信基盤整備事業により、NTT西日本香川支店が、超高速
ブロードバンドサービスの未提供エリアに対して光ファイバー網の整備を行い、三豊市
ほぼ全域で光ファイバー網による超高速ブロードバンドサービスが利用できる環境を
整備することができました。

 今後の展開と利活用についての御質問ですが、行政サービス分野では、平成28年
1月から導入されているマイナンバーカードを利用した電子申請の手続き、施設予約、
図書貸し出し、税の申告手続き、電子入札手続きなど、行政手続きのオンラインサー
ビスや防災情報の提供、災害監視カメラによる災害情報収集などが上げられます。
また、健康福祉分野においては、ひとり暮らしの高齢者に対する介護や健康管理を
効果的、効率的に実施するため、センサーによる見守りやテレビ電話等を通じた健康
相談なども考えられます。

企業誘致や雇用創出の面では、市内どこからでも情報の受発信が高速で行える高速
通信回線など、情報通信基盤が整備されたことにより、利便性がよくなることで、地域
の企業参画や地域産業の活性化が図られるなど、企業誘致や新たな雇用創出に期待
をしているところです。

 今後は、産業、教育、防災、行政等、さまざま分野での光ファイバー網を利活用した
情報サービスの調査研究及び提供の可能性について検討を進めたいと考えております。
 以上、浜口議員の御質問にお答え申し上げます。

○議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。

 9番 浜口恭行君。

○9番(浜口恭行君) ありがとうございます。行政手続きオンラインサービスとか防災
関係とか、非常に考えられていることがわかりました。
 平成25年になりますけど、藤田公正元議員の一般質問でも同様の質問がありました。
その中での市長答弁は、光回線による地域経済の波及効果ということで、情報通信
基盤整備により、先ほど言われました企業分野での電子商取引とか、雇用の創出、
新産業の振興が、地域を問わず、質の高いサービスが受けられると、構築されるで
あろうと答弁されました。
また、政府が発表している新たな情報通信技術戦略の中でも、地域を問わず、質の
高い医療サービスが受けられるといった内容も盛り込まれており、香川県における
取り組みでは、総合特別区域法に基づき、国に対して、香川医療福祉総合特区を
申請し、大容量で超高速の通信が可能な超高速ブロードバンドを整備することにより、
全国初の全県的医療ネットワークである香川遠隔医療ネットワークシステム、これは
K-MIXでありますが、これらについて、市内医療機関でもサービス提供を円滑に
受けることが可能となり、この取り組みについては、新規事業による雇用創出効果と
して、県内で680名を超える雇用が見込まれておりますと答弁されました。
 
 これも非常にすばらしいことだと思いますが、その他政府が発表しております新たな
情報通信技術戦略での、医療のみならず、その他の産業分野についても、クラウド
コンピューティングなどの新技術導入や規制の撤廃により、2020年までに70兆円の
関連市場を創出すると明示されており、近年情報技術を活用した我が国の経済成長
を政府としても支援する体制が整ってきていると、三豊市でも、情報通信基盤整備に
よる経済的恩恵は受けられるものと期待しておりますと、情報通信基盤の整備が
市民生活と企業活動の環境に対する支援策の一環として本事業を位置づけており
まして、三豊市の魅力を発信できるとともに、民間部門での波及効果について大きく
期待するところでありまして、今後とも市内動向を的確に捉えていきたいと考えている
と回答されました。

 先ほどの答弁とともに、これら全てが実現されれば本当にすごいことだとは思います
が、県内でもほとんど地域で、今、超高速ブロードバンドが整備されています。
現在、三豊市も雇用の創出や新産業の創出とはちょっと抽象的すぎますし、いまいち
具体的なものが描かれてなくて、ちょっと波及効果に疑問を持たざるを得ません。
国も具体的施策をあげて掲げてはおりますが、2004年7月、内閣官房で指導する
eジャパン戦略の後継戦略として、総務省がユビキタスネットジャパン、ユビキタスネット
ワークを実現した社会、これはいつでも、どこでも、誰でもがコンピューターネットワーク
を始めとしたネットワークにつながることにより、さまざまなサービスが提供されるという
ことでございますが、このユビキタスネットワークの整備、ICT利活用の高度化、安心
安全な利用環境の整備という三つの方向性で議論及び検討がされています。
e‐Japanは、IT戦略であるのに対し、ユビキタスネットジャパンでは、これにコミュニケ
ーションを加えた情報通信技術の構築を打ち出しており、韓国でもユビキタスコリアと
いうのがありまして、この影響を強く受けた内容になっております。

 総務省の四国産業競争力強化戦略のICT関連の抜粋、これを私どももネットで調べて
みたのですけど、この中で具体的なものがありました。
この中で、四国の持続的な成長の種となる新たな産業の創出や、企業創業を促進する
として、サテライトオフィスの誘致促進についての記述があります。
このサテライトオフイスですが、徳島県では、徳島サテライトオフイスプロジェクトで、過疎
地域を中心にブロードバンド環境を活用した企業のサテライトオフイスの推進、促進が
進められております。
徳島県では、現知事が総務省で情報関連の担当部署に長くいただけに、情報化には
熱心で、2000年代半ばから、県内全域に光ファイバー網を整備し、その総延長は20万
キロ超で、地球5周分に当たるそうで、県民一人当たりの換算も1位だそうであります。

 インターネットサービスや映像制作、デザインなどを手掛ける先進的な企業が、徳島
県神山町や、三豊市と姉妹縁組のあります美波町、三好市などに18社が進出しており
ます。
私は、このサテライトオフイスの誘致、午前中に地方に大手企業の本社を東京から誘致
という話もありましたが、非常に大企業ではなかなか難しいとも思いますし、このサテラ
イトオフイスの誘致を今後三豊市でもふやしていくべきであると考えますが、どうでしょう
か。再質問をいたします。

○議長(香川 努君) ただいまの再質問に対し、理事者の答弁を求めます。

 政策部長 小野秀樹君。

〔政策部長(小野秀樹君)登壇〕

○政策部長(小野秀樹君) 浜口議員御指摘のとおり、我々は市内全域で超高速ブロード
バンドの整備ができまして、やっとほかの自治体と同じスタートラインに立てたというところ
だと、今現状思っております。
そういう中で、先ほど御紹介にありましたサテライト事業でございますか、これは徳島県
が先頭に立って力を入れている事業でございまして、有名なところでは、先ほど御紹介
ありましたように神山町でございますが、その中でも、一つ美波町という御紹介にありま
したが、ことしも姉妹都市であります美波町にお伺いしたときに、そのサテライト事業に
つきまして視察をさせていただき、実際にそういうところで活動している方々のお話も
お伺いさせていただきました。

 今、美波町では5件ほど、5つの企業さんが一応サテライト事業で、田舎暮らしと申し
ますか、そういうところも相まってのことも含めまして、生き生きとそういった中で地域
活動にも参加しながら生活し、半年間はある程度美波町で暮らしながら、また半年は
またそういう東京へまたしながら、そういうような両方の生活を楽しみながら田舎暮らし
も楽しむ、そういった中での環境整備をやっていくということで、非常に地域貢献もされて
いるということで、これは三豊市でもこうやってできるだけ取り組んでいく事業だろうなと
いうことで視察を終えたところですが、我々としましても、こういったようなことで、取り組
める状況が整いましたので、そのあたり、美波町さんにもお教えを請いながら、できる
だけそういった誘致をしていきたいと考えております。
 よろしくお願いいたします。

○議長(香川 努君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。

 9番 浜口恭行君。

○9番(浜口恭行君) ありがとうございます。
 若者の流出とか、高齢化に伴って、地方の山間僻地では急激な過疎化が進んでおり
ます。
そんな中、私は、先ほどありました未来の働き方を実験する神山プロジェクトという、
NHKクローズアップ現代、テレビ東京ガイアの夜明けでも放映とある、徳島県神山町
の本をとても興味深く読ませていただきました。

この神山プロジェクトの中に、非常に興味深い記述がたくさんあります。この本で紹介
されている徳島県神山町が全国的に注目されている理由の一つとして、もちろん全国
でも屈指の通信インフラ整備があります。
また、生活費の安さとか利便性もありますが、これら優れたIT環境が、オフィス開設や
移住を決める際の重要な要素ではありますが、企業や移住者はITインフラがあるが
ゆえに神山を選んだというわけではなく、神山という地域、これは景色のすばらしさや
住民を好きになったがゆえに拠点を設けたという点に非常に感銘を受けました。

神山という場が醸し出す雰囲気に魅かれたという点です。神山町を考えるに、抜群の
IT環境の上にグリーンバレーという民間NPO、すばらしい自然環境や地域住民、特に
地域住民と若いよそ者との交流が、互いに意識し合って、地域活性化が進められて
いると私は思いました。

 このNPOグリーンバレーの大南理事長は、これから全国の自治体でサテライト
オフイスの誘致合戦になると思う、我が町にも遊休施設があるし、光ファイバー網の
整備も進んでいる、必要条件は整っていると予想しています。
また、それらの多くは、補助金などの支援策になるんじゃないかと、このニンジン
ぶら下げ競争というふうに表現されてますけど、このニンジンの大きさだけで物事を
判断する企業がやってくる、そうではない方向で行こうと県担当者とも話し、神山町の
人と自然に魅力を感じて、新しい働き方で、本業をここで成立させたい企業に来ていた
だく、神山町側からも逆指名させていただき、アメリカのシリコンバレーも、初めに人が
集まり、副産物として仕事ができました、全ては、この人の動きありきと大南理事長は
話されています。
 私は、この本で、神山町自体がブランド化し、若いよそ者や地域の若者を集めると
いいますか、神山町自体に魅かれてやってくるという点に感銘を受けました。
サテライトオフイス自体も若いベンチャー企業が多いです。
それゆえ、サテライトオフイスに集まった企業同士の交流も、若者同士ですから盛んに
行われているという点。
私が考えるに、この三豊市も、この神山町には負けてないんじゃないかと思うことが
多々あります。まず、この三豊市ホームページ、みとよ暮らし手帳の中でも、心も体も、
大人も子供も皆ハッピー、それが三豊のスローライフということで、海あり、山あり、
景色では負けていない、ゆっくりした三豊時間をというのがありますけど、これらを
ソフトウェア企業にもっとPRしていくべきであると考えますし、本当に情報通信基盤
整備事業の地域振興という点で目立つ方向は、若者の交流といいますか、若い
よそ者を集めるという点が非常にポイントであると考えます。

 ハード整備が一段落した現在、三豊市では情報通信関連学科のある香川高専
詫間キャンパスもありますし、クリエイティブ産業もアートにつながる粟島での芸術家
活動もあり、若いよそ者が、徐々にですが集まってきております。
このサテライトオフイスを起点として、若い方のお店や飲食店ができるというこの
神山町のシステムは、三豊市でも十分システム構築が可能である時期となってきて
いると私は個人的に思います。

 実は、少しずつの効果でもありますが、私どもの荘内半島へ来られる移住者も若い
よそ者がふえてはきております。
料理人やカヌー、ハンモック等の製作の達人が荘内半島に住み始めておりますし、
つい数日前でもありますが、グラフィックデザイナー、まさに若いクリエーターさんが
大阪から空き家を見に来られました。
この方も、超高速ブロードバンド環境があれば地方でも普通に仕事ができるんだと、
そのために三豊市に下見に来たんだと言われました。
現在検討されている観光基本計画も、これは市内の若者ですが、多くの意見を出し
合っていますし、結局、ハード整備の次、若い活力といいますか、若者の意見や
考えを町おこしにつなげていくべきであると考えます。
これらはコストをかけずにできますし、若い民間企業の人たちができることであります。

民間でできることは民間でを提唱する市長、コストをかけずに、元気な若いよそ者を
呼び込み、地域の若者の交流を深める施策、三豊市自体をブランド化し、よそから
自然に集まる施策についてはどういうふうな考えをお持ちでしょうか。再々質問を
いたします。

○議長(香川 努君) ただいまの再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。

 政策部長 小野秀樹君。

○政策部長(小野秀樹君) 若者の、定住も含めて、若者を流入させるためには、
何もその情報基盤整備だけに頼るという必要はないと思ってます。
総合的な取り組みが必要であろうと思っています。そういう意味では、魅力ある
町づくりをどうするのかということだと思っています。

 このあたり、先ほどお話に出ました美波町にしましても、神山町にしましても、
そういうサテライト事業で入ってくる方は、もうほとんどが若者の方ばかりでござい
ます。
そういう中で、地域に溶け込んで、地域の方々と交流し、活性化をもたらしている、
こういう事実がありますので、先ほど言いましたように、そういった取り組みが
三豊市でもできればというふうに思っています。

 そういう意味では、そういう若者を受け入れるための、地域としましてもウェルカム
精神と申しますか、そういう若者を、よそから来る若者を受け入れる、そういったような
土壌も三豊市には当然必要だろうというふうに思っておりますし、それから、町づくり
の中で、若者を重視したような町づくりをすると、逆に、変な言い方になりますけど、
高齢者にとっては住みにくい町、これになってはだめでありますので、そういう意味では、
調和のとれた若者と高齢者とが一体になって、地域の中で活動していく、こんなような
町づくりができたらいいなということで、どうしたらその徳島県がやってるような事業に、
補助金ということじゃなくて、魅力を発信してやっていくか、これは三豊市だけじゃなくて、
そしてまたこの基盤整備事業ができたからということじゃなくて、常に我々が考えておか
なければならない事業であると思ってますので、企業立地でありますとか、企業誘致、
そういったような雇用も含めて、相対的な取り組みの中で、その中に一つとして、そう
いったような先ほどのサテライト事業というのがあると思ってますので、この問題だけ
じゃなくて、もう一般的に若者対策としての一環として、これを今後進めていくか、
大きなテーマだと思ってますので、今から具体的な、こういったような妙案は今あり
ませんけれども、今後それについては常に追い求めていきたいと思ってますので、
よろしくお願い申し上げます。


この「質問」については大阪のセミナーでも、目的と手段、データ分析の必要性について

勉強させていただき、自身の考え方について改めて見直す必要性を感じました。


同じカテゴリー(一般質問)の記事画像
私の代表質問(メインは最後)
私の一般質問(その2)子育て支援
私の一般質問(その1)水産業の振興
私の一般質問R6/6(その2)
私の一般質問R6/6(その1)
私の一般質問R6/9(その2)
同じカテゴリー(一般質問)の記事
 私の代表質問(その3) (2025-03-31 08:10)
 私の代表質問(その2) (2025-03-30 08:39)
 私の代表質問(その1) (2025-03-29 09:03)
 私の代表質問(メインは最後) (2025-03-28 07:56)
 本日は代表質問 (2025-03-06 06:57)
 質問を考える一日 (2025-03-02 08:08)

Posted by はまぐちふどうさん at 07:39│Comments(0)一般質問
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
わたしの一般質問その1
    コメント(0)